これ全部、塩! 仰天の像が出現

それから、ポーランドに伝わる聖キンガの伝説をもとに再現した、岩塩彫刻「聖キンガ像の祭壇」は圧巻! これ、像が手に持っている岩塩も、像の背後にある石積みも、すべて塩で本物の塩でできているんです。

本物があるヴィエリチカ岩塩坑は世界遺産にも登録されているとのこと。ぜひ一度は訪れてみたいところですが、まずは手軽に見学できるたばこと塩の博物館からどうぞ。

さらに突如出現する巨大なポーランド岩塩。重さはなんと1.4トン(!)。こういうのがポンっと置かれてあるのが、たばこと塩の博物館の面白いところ。ひと口に塩と言っても、いろいろなものがあるということを学ぶ良い機会ですね。

展示物を見ながら奥に進んでいくと、今度は塩の作り方をレクチャーしてくれる展示が待っています。そういえば塩って、どうやって作っているのでしょう。意外と知られていない製造方法を勉強していきましょう。

ここですごい機械を発見。巨大な画面が設置された台の上にエアホッケーのパックみたいなものが置かれてあり、この中には本物の塩が入っています。

日本産の塩だけでなく、海外の様々な国でとれた塩など、いろいろな塩が置いてあるのですが、この塩入りのパックを画面の上に載せると、なんとその説明が画面上に表示されるようになっているのです。すごく未来感があってワクワクします!

ひと通り、塩について学習したら、フロアから出て「塩のパソコンクイズ」コーナーへGO。ここでは先ほど学んだ塩についてのクイズに挑戦できます。

「やさしい」から「むずかしい」まで難度は3段階。今、勉強したばかりということで、僕も自信満々に上級に挑んでみましたが、残念ながら正解数は1問という結果に……意外と歯ごたえがあります。

さて、塩を堪能したところで、続いては3階のたばこの展示へ。