5 子どもに当たり散らしてしまいそうだから

「子どもが極端に苦手です。そんな私が子どもを産んで育てるとなったら、どうなるかわかりません……。些細なことで手を上げたり、自分がイライラしていたら八つ当たりをしたりするかも。一般的には『結婚したら子どもを』と望む家が多いので、結婚はしたくないなと思います」(女性/28歳/IT)

「子どもが産まれたら変わる」とは言われるものの、元来子どもが「極端に苦手」な場合は苦労するかもしれません。とはいえ、その状況に身を置いてみないと、なんとも言えないところですが。

6 一人の相手を愛し続ける自信がないから

「結婚したら法律上、一人の相手しか愛してはいけない、ということになりますよね。そうできる自信は正直ありません。女性が好きですし、一人の相手と……というのは向いていないと思うんですよね」(男性/33歳/コンサル)

結婚すると当然、独身時代のようには遊べません。恋愛市場において自由を満喫し続けたい人には、結婚は向いていないのかも。

この他にも「紙切れ一枚に人生を左右されたくないから」「ずっと恋愛をしていたいから」などの声が上がっていました。とはいえ、結婚するのもしないのも自分次第。確固たる理由を持って、後悔のない選択をしたいものですね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。