芝居パートの後には、華々しい魅力にあふれたレビュー。

2年前の公演で初披露されたという『あしあと』。しっとりしたナンバーに、ひなた君の伸びやかな歌声や、安孫子君の真剣なまなざしがリアルに伝わってきます。公演も終盤に向けて、客席の女性たちの表情もどんどんと明るく笑顔になっていきます。

Candy Boyのテーマソングともいえる『陽のあたる窓辺』では、バラを振りながら会場を駆け回る瞬君の笑顔に癒されます。両手でバラを持った手を広げながら歌う大翔君の王子様のようなしぐさ。客席と目が合って照れ笑いのような表情を見せる川井君、まさに華麗に歌い踊る姿は、甘めでエレガント! Candy Boyを体現しているひなた君。

客席の通路や広めのスペースを使って移動するので、すぐ近くにメンバーが来て歌うことも!視線が合うと綺麗な瞳に思わず、胸が高鳴ってしまいます。

『君とアン・ドゥ・トロワ』、『Oh!シンデレラ』と、アップテンポなナンバーが続きます。Candy Boyならではのバレエリズムダンスを基調とした踊りに、客席も一体となって手拍子やバラを振って盛り上げます。

客席に向けて跪いて語り掛けるように歌う姿はまさにカフェ公演ならではの至近距離!

最近は、リズミカルなHIPHOPダンスが流行っていますが、Candy Boyのダンスには、フィギュアスケートにも似た麗しさや、指先や視線にまで目を奪われるような魅力があります。狭い通路を歌いながらステップを踏むのは、簡単そうに見えて日頃のレッスンの成果がうかがえます。

全く身体の軸がぶれずに、指先まで綺麗に魅せて踊る南君、長身を生かしたダイナミックな動きの安孫子君、満面な笑顔で楽しそうに踊る瞬君、難しいステップでも、リズミカルに歌い踊るひなた君、ソロパートをのびやかに聴かせる雅弘君。

観に行くたびに各メンバーの成長や、個性が感じられるのもカフェ公演の醍醐味。

仕事や、恋愛に忙しい毎日を送る女性たちにとって、Candy Boyのカフェ公演は嫌なことを忘れることができる非日常的な空間。Candy Boy達が働くカフェに、きっと行ってみたいと感じるはずです。

「Candy Boy CAFE TOUR vol.02」 銀座 Transit Table d’Or

11月3日マチネ セットリスト

M1.「僕らの夏は終わらない」
M2.「おそろいのハンカチ」
M3.「香るパルファム」
M4.「ノエルの森で」
M5.「Silent Night」
M6.「あしあと」
M7.「陽のあたる窓辺」
M8.「君とアン・ドゥ・トロワ」
M8.「Oh!シンデレラ」

『Candy Boy Concert~約束は星のまたたきのように...~』