恋人の心が離れないために、どんなことでもする
(保育士Fさん/30歳)

大好きな彼氏がいるFさん。彼の仕事は土日出勤もある商社勤務のため、なかなか事前にデートの予定を組むことができない。そのため、Fさんは予定を全て彼合わせにするという。友人との予定は全て保留にしておき、彼の予定が空くとわかるとキャンセル。このままでは友人がいなくなると思うも、彼に空いている時間があると心が離れてしまうのではという妄想に取り憑かれて、やめることができない。

恋愛依存症は、ほとんどの理由が「彼以外に、人生に夢中になれるものがない」ため。また、看護士のRさんのようなパターンは、仕事は充実しているようですが、恐らく心から好きで、夢中になれるような男性に出会えていないため。

彼のことや恋愛のことしか考えられない人は、他に夢中になれる(努力できる)仕事や趣味を作ると、自分がとらわれている狭い世界から抜け出すことができるという。依存症から急に克服するのは難しいものだが、まずは仕事や趣味で、ハマれるものを見つけてはどうだろうか。

月の労働時間350時間、音楽プロモーターでワーカホリックだった上にライターを兼業する無謀な87年生まれ。毎日アーティストと飲んだくれ、明け方に帰宅するという生活を5年間続ける。 現在はフリーランスのライター。女性の社会問題・仕事女子の生態・エンタメに従事。