トレンドマイクロは、Microsoft Office 365向けのクラウド型セキュリティ対策として、新サービス「Trend Micro Cloud App Security」と「Trend Micro Hosted Email Security」の最新版を、パートナー経由で6月上旬から順次提供開始する。

「Trend Micro Cloud App Security」は、Office 365で提供するExchange Online、SharePoint Online、One Drive for Businessを標的型サイバー攻撃などの脅威から保護し、企業がグループウェアを安全に使える環境を実現する。

メールの添付ファイルや、ポータル/クラウドストレージ上の不正な疑いのあるファイルをクラウド型サンドボックスで解析し、標的型サイバー攻撃などに利用される未知の脅威を駆除できる。なお、Office 365にデリゲートアカウントを作成するので、Office 365のグローバル管理者アカウント情報や、パスワードをトレンドマイクロ側に知られることはない。

「Trend Micro Hosted Email Security」は、不正なURLを記載したメールや、不正なサーバからのスパムメールをブロックするサービス。最新版では、自社内のExchange Serverに加えて、Office 365上のExchange Onlineに対応するとともに、クラウド型サンドボックスで未知の脅威にも対応する。

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