Ⓒあべゆみこ

他人軸を自分軸に変えよう

“いい子症候群”、“いいママプレッシャーに押し潰される人“は基準が常に他人軸です。「人からどう評価されるか」が行動基準になってしまっています。これを徐々に止めていくしかありません。

自分のこともわが子のことも人と比べるのを止めましょう。“比べる病”は“百害あって一利なし”だからです。

「あの子は出来てうちの子はできない」「あのママはできているのに私は出来ない」と考えるのではなく、「他の子にはないわが子の良い面は何か」「他のママにはない私のいい面はなにか」と“いいとこ探し”をしましょう。

なかなかそこが見つからない場合は、一年前、半年前、いや一ヶ月前の自分、そして子どもの状態を比べる“自分の物差し”を持ちましょう。過去と今を比べるのです。

子どもを産んだ瞬間、「男の子でも女の子でもどちらでもいい。健康で五体満足でさえいてくれれば」と思ったのではないでしょうか。子どもの存在だけで満足していたのではないでしょうか。

“いい子症候群”で育ててしまい、“将来のいいママ症候群”を作り、潰してしまうことのないようにしたいものですね。