紫式部はキャリアウーマン? 安倍晴明の年収は? “歴女”初心者におすすめの歴史本3冊

2015.5.16 10:30

歴史好きの女性が“歴女”と呼ばれるようになって久しいですが、少しでも歴史に興味があるという人は少なくないのではないでしょうか。今回は歴史本初心者の女性におすすめの、読みやすく興味深い「歴女本」をご紹介します。

女優の杏さんなど、歴史好きの女性が“歴女”と呼ばれて久しいですが、歴史に少しだけでも興味がある女性は、少なくないのではないでしょうか。

だからといって、司馬遼太郎や松本清張の歴史などは、歴史本初心者の女性にとっては、なかなかとっつきにくい。
そんな方に是非紹介したい、読みやすく興味深い“歴女本”があるのです。

「もしも紫式部が大企業のOLだったなら」井上ミノル著/創元社

基本的に漫画本で、キャッチーなイラストで描かれているからとても読みやすいです。この本のおもしろいところは、歴史的事実をそのまま漫画にして書いているのではなく、歴史上の人物の特徴を捉えた上で、それを現代設定に置き換えて描いているところなのです。

いまも著名な人物たちが、どのように書かれているかというと…

《紫式部》携帯小説「源氏物語」がヒットして商社(実際は宮廷)にスカウトされましたが、女社会に溶け込めず5ヶ月ほど出社拒否。平安時代は、賢い女は特に同性から嫌われたので、その後はあえてバカに振る舞って社会復帰を果たしていく姿など、女性が悩みながら生きる術を身につけていく様が書かれています。

代表作の中でも特に「紫式部物語」は、悩みながらもキャリアウーマンとして成長して行く元専業主婦の紫式部自身のエッセイ集で、専業主婦時代の友人との溝に悩んだりしている紫式部の話は、1000年前もいまも女性の悩みは変わらない、と共感を持つことができます。

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