ボーナス商戦は省エネ家電も候補に入れてみては?

家電量販の店頭でも12月7日からボーナス商戦がスタートした。ポイントや現金値引きでより安く購入するのも一手だが、少しランクのいい商品を購入すれば長い目で見ればお得になることも考えたい。10年前のエアコンと最新のエアコンの年間電気代を比較したら、8年間で約10万円も節電効果が得られる。

例えば、三菱の最新のAI(人工知能)を搭載したルームエアコン「霧ヶ峰 MSZ-FZ4018S-W」は、10年前の冷房能力4.0kwの機種と比較した場合、年間電気代は約1万2870円の節電になる。8年間で10万2960円のインパクトだ。税別の実売想定価格は約32万円前後だが、ネットでは30万円を切る価格で販売されている。電気代の節電効果を加味すれば、実質約20万円前後で購入するのと同じになる。

10年前の冷蔵庫(561~600L)で比較してみると、日立の「真空チルド R-XG56J」は年間電気代で約6070~7150円の節約になる。8年間で最大5万7200円もお得になる。発売当初の実売想定価格は35万円前後なので、電気代を加味すれば30万円を切ると考えることもできる。

同じように、温水洗浄便座のパナソニックの「ビューティ・トワレ DL-AWM600」 では年間コストで約2080~6990円、アイリスオーヤマの「LEDシーリングライト CL14DL-5.1Mは蛍光灯シーリングライトと比較して約1782円の電気代がお得になる。

この電気代などの省エネ効果は、環境省の「しんきゅうさん」という比較サイトで簡単に算出できるので、そろそろ買い替えを検討している自宅の家電製品と比較することも可能。購入前に「省エネ家電」も比較対象に入れるものいいだろう。