ハリルの喝に選手が呼応、週末のJが変わる?

2015.5.15 17:20配信
3月13日、日本代表監督就任記者会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督 3月13日、日本代表監督就任記者会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督

ハリルホジッチ日本代表監督の求めるレベルはとてつもなく高い。5月12日・13日の日本代表候補トレーニングキャンプでも、『UEFAチャンピオンズリーグ』準決勝第1戦・バルセロナ×バイエルン・ミュンヘンの映像を見せ、「Jリーグは遅い。このレベルをスタンダードにしろ」と叱咤したという。欧州のトップ中のトップと同等のパフォーマンスを日々のJリーグに求めたのだ。

『キリンチャレンジカップ2015』チケット情報

キャンプ前日に指揮官は「高いレベルを目指すためには、細部に至るまで話し合いが必要。選手個々に言うことは決まっている。選手によっては、映像を見せて指摘し、建設的な議論をしたい」と語っていたが、まさかGKにキックの際のかかとの角度までアドバイスするとは思わなかった。また、シュート練習では、ポスト役の選手のパスがズレれば、プレーを止めてやり直しさせ、軽いプレーを許さなかった。体脂肪に目を光らすハリルホジッチ監督は改めて「遅刻したり、自分の体の管理をしっかりできない選手は、代表には呼ばない」と規律遵守を宣言した。

故障者も出たことから、実戦さながらの紅白戦は中止されたが、濃密な1泊2日のトレーニングキャンプに、28名の国内組は大いなる刺激と新たなモチベーションをクラブへ持ち帰ったことだろう。

この刺激とモチベーションこそ、今回の合宿の最大の収穫だろう。国内組は連戦が続いたGWが終わったばかり。疲労が溜まっている中、緊張が強いられる代表合宿の負担は大きい。だが、『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選』は6月16日(火)に迫っている。6月11日(木)にはイラクとのテストマッチが待っている。選手がクラブでの日常生活をいかに送るかが、日本代表選出、さらに代表のレベルアップにつながるのだ。

もちろん、日本代表とクラブでは目指すスタイルは異なる。意識を変えただけで、長足の進歩を見せるわけではない。だが、球際で負けない、縦にスピーディに攻める、無駄走りを厭わずスプリントをこなす、プレッシャーの懸かる中できっちりボールを止める、打つといった、サッカーの基本はどのチームでプレーしようが普遍である。28名の日本代表候補のJリーガーたちが、それぞれのクラブへ戻り、5月16日(土)の『明治安田生命J1リーグ』、5月17日(日)の『明治安田J2』に臨む。

『キリンチャレンジカップ2015』日本代表×イラク代表(6月11日(木)・日産スタジアム)のチケットは5月16日(土)午前10時より一般発売。『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選』兼『AFCアジアカップUAE2019予選』日本代表×シンガポール代表(6月16日(火)・埼玉スタジアム2002)のチケットは5月23日(土)午前10時より一般発売。

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