「子どもの声がうるさい」、答えの出ない“騒音”問題にママたちがすべき事

2015.5.17 10:30

子どもの騒音についての問題は、ここ最近になって大きな話題となっています。「子どもの声がうるさい」とした役所へのクレーム、更には訴訟が起きたケースも。書籍『「過剰反応」社会の悪夢』から、臨床心理学者の榎本博明さんの持論をご紹介します。

1歳の娘を保育園に通わせる筆者ですが、担当の先生とやりとりする連絡帳には、その日の出来事や娘の反応なのが記されています。娘がどんな1日を過ごしたのか、想像を膨らませながら確認するのが日々の楽しみとなっています。

暖かくなってきた近頃では、「中庭に出て砂遊びした」や「公園に出かけて花を摘んだ」といった内容も。できるだけ自然に触れて、いろんな体験をしてほしいなと思う反面、昨今の保育園の騒音問題を思い出し、ふと我が子どもの声がクレームの対象になっていないかと不安になるのです。

“子どもの声”が騒音に

子どもの騒音についての問題は、ここ最近になって大きな話題となっています。世田谷区の保坂展人区長が「役所に寄せられるクレームの中で、『保育園で子どもたちの声がうるさい』というものがある」とツイートしたり、昨年9月には、保育園の近くに住む70代男性が、「子どもの声がうるさい」ということで、保育園に対し防音設備の設置・慰謝料の支払いを求める訴訟を起こしました。

今では共働きの世帯が増え、その分、子どもを預かる保育園の増設が急務となっています。しかし、騒音を気にする地元住民から反対にあい、建設が中断することも。待機児童の問題をクリアしなければならない中、騒音問題は無視できないもの。こちらでも2012年夏に、練馬区の認可保育所に対し「平穏に生活する権利を侵害された」として、住民が事業者を提訴。騒音問題での訴訟は珍しいものではなくなってきました。

2014年9月に東京都が発表した調査結果では、都内のおよそ7割の市区町村で保育園などに子どもの声に対する苦情が寄せられており、もはや苦情がない方が珍しいといったところでしょうか。

書籍『「過剰反応」社会の悪夢』の著者であり、臨床心理学者の榎本博明さんは、「いつからか日本は、何をしても『誰からかのネガティブな反応』を心配しなくてはならない国になった」として同書を執筆。この国の過剰反応な姿について分析を行っています。

その中の一つのテーマとして、この子どもの騒音問題についても取り上げているのです。

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