劇団プレステージ第14回本公演「終わり to はじまり」稽古場より 劇団プレステージ第14回本公演「終わり to はじまり」稽古場より

12月12日より東京・CBGK シブゲキ!!にて劇団プレステージ第14回本公演「終わり toはじまり」がいよいよ幕を開ける。稽古も終盤の12月上旬、稽古場の様子を撮影。また今年2月の企画公演では作・演出を務めたリーダーの今井隆文、長尾卓也、株元英彰が今作について語った。

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今回の舞台について、普段電車に乗っている時に「この人はどんな人生を送っているんだろう?」と想像することから生まれたという今井。話の枠組みは自身で作ったとしながら「キャラクターに関しては全員に仕事からプライベートなところまでヒアリングして、自分なりに落とし込んでから脚本にしています」と話す。「結末は僕がイメージしていることが最初からあるのですが、そこにみんながどう向かっていくのか、舞台上でそれぞれ繰り広げられるので観るのが忙しい舞台です。全く違う色の舞台が3場面展開されるので、僕の中では三幕ものだと思っています。前回の『THEプレステージ』な舞台から今回はあえてずらしていこうと思って作りましたので、楽しみにしていてください!」(今井)

メインキャストのひとりでもある長尾卓也は、今作について「いつも“全員野球”と言ってますが、今回の舞台はさらに全員が舞台上でお芝居しているなと感じます」とコメント。また今井と株元がWキャストで出演することで、作品がガラッと変わって観えるのも見どころだという。「シーンが転換する部分はワクワクする展開になっているところが僕の注目ポイントです!演じている僕らもいろんな感情が揺さぶられる舞台なので、観ているお客さんも絶対動かされると思います」(長尾)

株元は、今作の印象について「洋画のSF映画という感じです」と話す。「いつもはシーンごとにメインのキャラクターがいますが、今回は舞台上にメンバーが集結してそれぞれのキャラクターがどういう結末に向かうか演じるので、簡単なようで難しいです。全員で同じゴールを目指すのではなく、それぞれのキャラクターを描いているストーリーになっていて面白いと思います。シブゲキに移ってから初めてWキャストの舞台なので、今井さんと僕の回の両方を観に来てください!」(株元)

長尾が「今までにない新しい『劇団プレステージ』をぜひ観てください!」と意気込む本作。常に全力で舞台に立つ、劇団プレステージの演劇をぜひ体感してほしい。公演は、東京・CBGKシブゲキ!!にて、12月23日(日)まで。