神話の世界も参戦『マイティ・ソー』

神々の国アスガルドの王子ソーが登場したのは2011年『マイティ・ソー』でした。

ソーの傲慢さに怒ったアスガルド国王オーディンはソーのパワーを奪い、「それにふさわしい人」しか持ち上げられないという雷槌ムジョルニアと共に地球に追放します。

一方アスガルドに残ったソーの弟ロキは得意の魔法で策をめぐらし…

これまで地球の科学による戦いだった世界。そこに突然神の魔法が入り込みます。

迎えるのは地球の天文物理学者セルヴィグ博士とジェーン・フォスター。

科学と魔法が共存する世界観が構築されていきます。

フィル・コールソンをはじめS.H.I.E.L.Dが動き、ホークアイも登場します。

そして何より、ロキの存在も見逃せません。

 

アベンジャーズのリーダー遂に登場
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アドベンチャー』

2011年、アベンジャーズに欠かせないリーダーがついに登場。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アドベンチャー』の公開です。

時代は1942年。第二次世界大戦中のアメリカでは、愛国心は強いが体はひ弱なスティーブ・ロジャースが、兵士強化計画の実験台となり強靭な肉体を獲得。

アメリカのヒーロー、キャプテン・アメリカとして、レッドスカル率いる悪の集団ヒドラと戦います。

時代設定が現代であるアベンジャーズ作品に対して、この作品だけは70年前の物語。

兵士強化計画は後にブルース・バナー博士が再現に失敗してハルクとなり、作中に登場するハワード・スタークは『アイアンマン』トニー・スタークの父親、重要アイテムであるコズミック・キューブは元々『マイティ・ソー』の世界であるアスガルドのもの…

と、これまでの作品と一気に繋がってきます。

S.H.I.E.L.Dとヒドラの関係、ヒーロー同士の繋がりを知る上でもまさに歴史的な作品です。

 

全ては『アベンジャーズ』へ。エンドクレジットも見逃すな!

マーベル作品では本編が終わっても決して鑑賞をやめてはいけません。

エンドクレジット後のおまけ映像が恒例だからです。

そしてこのおまけ映像こそが、作品同士を結びつけるカギ。

個々の作品が一大プロジェクトに向けて動いていく様子をほんの何十秒かの映像で予感させていきます。

いよいよヒーローが集結。

MCUの壮大な物語は『アベンジャーズ』へと向かいます。

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