左から「dynabook T95」「dynabook T75」「dynabook T55」「dynabook T45」

東芝のパーソナル&クライアントソリューション社は、2015年夏モデルのPCとして、新コンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応したスタンダードノートPC「dynabook Tシリーズ」をはじめノートPC5機種12モデル、オールインワンデスクトップPC「dynabook Dシリーズ」4機種7モデルを、5月22日から順次発売する。価格はいずれもオープン。

「dynabook Tシリーズ」は、スリムな本体ながら、キーボード内部のラバードーム形状や素材にこだわり、快適な打鍵感を実現した15.6インチワイド液晶搭載のスタンダードノートPC。使用頻度の高いEnterキーやBackSpaceキーを2015年春モデルと比較して大きくしているほか、タッチパッドに指で操作した時のみ有効にする「パームリジェクション機能」を備えるなど、タイプミスや意図しない誤動作を軽減する工夫を施している。

PCでは初めて、新コンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応しており、同じく「SeeQVault」対応の「レグザブルーレイ」や「レグザサーバー」で録画したテレビ番組を、HD画質のままで「SeeQVault」対応のmicroSDカード/USB接続HDDにダビングして、本体の画面で視聴できる。

このほか、ハイレゾ音源の再生ができるプレーヤー、写真分類・閲覧アプリ「思い出フォトビューア」、本体のスピーカーをBluetoothスピーカーとして使える「ワイヤレスミュージック機能」、4K出力に対応したHDMI出力、ワイヤレスマウス用の受光部を搭載し、「Adobe Photoshop Lightroom 5」「Adobe Photoshop Elements 12」、L字プラグ採用の小型ACアダプタが付属している。

ラインアップは、CPUにインテルCore i7-4720HQを採用し、タッチパネル対応4K(解像度3840×2160)対応液晶ディスプレイを備えた「dynabook T95」、フルHD対応のIPS液晶ディスプレイやBD(ブルーレイディスク)ドライブを搭載した「dynabook T75」「dynabook T55」、バッテリ駆動時間約7時間を実現した「dynabook T45」の4機種。5月22日から順次発売する。

「dynabook N51」は、タッチ操作に対応した11.6インチワイド液晶を採用するモバイルノートPC。新たに、ビジネスシーンにおける議事録作成を強力に支援する「TruRecorder」を搭載する。発売は5月29日から。

「dynabook Dシリーズ」は、大きな刻印で打ちやすい抗菌タイルキーボードを採用したオールインワンデスクトップPC。ハイレゾ音源の再生に対応したモデルや、「Adobe Photoshop Elements 12」付属モデル、地上/BS/110度CSのデジタル3波対応ダブルチューナー搭載モデルを新たに用意している。

ラインアップは、「dynabook D81」「dynabook D71」「dynabook D51」「dynabook D41」の4機種。5月22日から順次発売する。