そう! “得”だと思います。損得でいえば、“得”。それはママにもすごく言われていて。いい意味で、2人から“ここは吸収できるな”とか、“ここは、私には必要ないものかな”って。2人がいい具合に、背中で私に見せてくれるんです。

2人の背中を見てきているからこそ、今の”宮澤佐江”ができてると思うから。

2人の話をすると、才加も優子も、結構、後輩とコミュニケーションとるのが苦手なタイプだったみたい。来てくれた後輩はとことんかわいがれるんですけど、自分から“どうやって、後輩に話しかけたらいいんだろう”っていう、人見知りがあるんです。

ーーひょっとしたら、才加ちゃんと優子ちゃんは、逆に佐江ちゃんを、うらやましいと思っていたかもしれませんね。

あ、そこはすごく言われました。才加にも、優子にも。

私がSNH48に行った瞬間に、「どんだけ佐江が後輩とコミュニケーションとってたのか、分かったわ!」って。「“こんなに助けられてたんだ”って思った」って、言われました。“いなくなってから気づいた”って、言ってきてくれました。

“自分でどうにかしなきゃ。後輩とコミュニケーションとらなきゃ、このチームを作れない”って。たぶん、それぞれが“大島チームK”とか、才加もキャプテンになったりして、そのときにすごく気づいてくれていたみたいです。

ーー例えば、後輩ができたばかりの先輩は“いかに後輩に相談されるか”も悩みどころだと思うんです。“いかにSOSを出してもらうか”は、結構難しくて。でも。佐江ちゃんはそこが、意識しているのかもしれませんが、とても自然にできていると思うんです。

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