渾身のSIMフリースマホ「honor6 Plus」を日本市場に投入、ファーウェイ

2015.5.21 19:5配信
「honor」シリーズのフラッグシップモデル「honor6 Plus」

ファーウェイ・ジャパンは5月20日、Android 4.4搭載のSIMフリースマートフォン(スマホ)「honor6 Plus」、Wi-Fiルータ付きホームサーバー「honor cube」、7インチのタブレット端末「MediaPad T1 7.0」を発売すると発表した。税別価格と発売日は、「honor6 Plus」が4万5800円で6月中旬、「honor cube」のHDDのないモデルが1万2800円、1TBのHDD搭載モデルが1万9800円で5月20日、「MediaPad T1 7.0」が9980円で6月末以降。

今回の目玉は、現在世界74か国で販売する「honor」シリーズのフラッグシップモデル「honor6 Plus」だ。最大の特徴は「ダブルレンズ」。背面に800万画素のカメラモジュールを二つ内蔵。つねに2枚の写真を同時に、設定を自動変更しながら撮影しその後に合成することで、さまざまな表現が可能になった。例えば、撮影後にピント位置を変更したり、画像のボケ方を変更したりできる。

「honor6 Plus」は、2台のカメラの写真を合成するために実効感度が60%向上した。2台合わせた解放F値は0.95ときわめて明るく、夜景撮影などにも威力を発揮する、スーパーナイトモードも搭載している。前面カメラには画角89°と広角で800万画素のカメラユニットを1つ搭載したため、自分撮りがしやい。

画面は5.5インチのフルHD。HiSiliconのオクタコアCPU「Kirin 925」を採用し3GBメモリを搭載、内蔵ストレージは32GBと高い基本スペックを実現した。バッテリ容量は3600mAhで444時間の連続待ち受けが可能だ。対応SIMはMicro SIMとnano SIMで2枚挿しが可能で、LTE/3G/GSMとGSMの構成。だが、日本ではGSM方式は使われていないため、国内ではSIMは1枚しか使用できない。

発表会でファーウェイ・ジャパンの呉波バイスプレジデントは「SIMロック解除の義務化で市場は活性化する。キャリアからのインセンティブは減少し、日本でもスマホ端末の公平な競争が始まる」と新製品への自信と期待をのぞかせた。販売面については、「14年6月から日本でSIMフリースマホを販売してきたが、今後の課題は取扱店舗数の拡大、販売チャネルの拡大、SIMフリースマホへの理解促進だ」と語った。

販売面の課題を解決する上では、オンラインチャネルの拡大を狙う。今回、楽天と手を組み、楽天市場にファーウェイ・ジャパン初の公式オンラインストア「VMALL」をオープンした。日本の通信事業者としては楽天モバイルが「honor6 Plus」を独占販売する。税込2061円で24回の割賦払いにも対応するが、端末だけの販売は行わない。

楽天の平井康文・代表取締役副社長執行役員兼フュージョン・コミュニケーションズ代表取締役会長は、新製品を「格安スマホとは一線を画す、最高峰のフラッグシップ端末」と評価。「独占販売をすることになったこともあり、より積極的に販売していきたい」と抱負を述べた。さらに、自らの使用体験を加えつつ、「プライベートでしばらく使ったが特に一眼レフ並みの写真が撮れるカメラ機能がすばらしい。本体デザインもメイン端末にふさわしく美しい」と、自ら撮影した写真をスクリーンに投影しながら端末の実力をアッピールした。

発表会のために来日したファーウェイのコンシューマ事業honorビジネスユニットの趙 明プレジデントは、新製品について「若い人や若い心をもつ人で、生活を楽しむ人たちがターゲットだ」と話す。同社の2015年度の強化ポイントは海外展開。「人の目に近いダブルレンズを搭載したhonor6 Plusを投入することで、日本市場での拡大にも大いに期待できる。15年度は、世界でhonorブランド全体で前年比倍増の4000万台の出荷を目指す」(同)と目標を明らかにした。

今回同時に発表したホームサーバー「honor cube」は写真や動画、音楽などをHDDに取り込み、簡単な操作でテレビやスマホ、タブレットなどから楽しめる製品。HDDは4TBまで拡張でき、801.11 a/b/g/n/ac 対応のWi-Fiルータとしても機能する。また、「MediaPad T1 7.0」は、7インチで600×1024ドットのディスプレイを備えるエントリーモデルのタブレット端末。OSはAndroid 4.4を搭載する。税別1万円を切る低価格で278gと軽量なのが特徴だ。

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