協働ロボットで世界トップシェアの「ユニバーサルロボット」が記者説明会

2015.5.21 20:38配信
ユニバーサルロボットのエンリコ・クロー・イバーセンCEO

デンマーク・オーデンセに本社を構えるユニバーサルロボットは5月21日、3月に発売した産業用で小型の協働ロボット「UR3」の記者説明会を開いた。「協働ロボット」とは、特別の安全柵を必要とせずに人と一緒に作業をすることができる安全性の高いロボットで、現場で簡単に動作を設定することができるもの。同社はこの協働ロボット市場で世界の過半数のシェアを握るメーカーだという。UR3は、同社の3代目の製品で、重量11kg、過般重量3kgと最も小型で軽量のモデル。

専用のタブレット画面で動作をプログラミングするが、簡単な動作なら、およそ5分で設定できるのが特徴。説明会のために来日したエンリコ・クロー・イバーセンCEOは「通常数週間から数か月を要するといわれている立ち上げ期間も短く、搬入してから半日程度で実戦投入できる。さらに工場内の再配置にも迅速に対応できる」と説明した。

またイバーセンCEOは「大型の産業要ロボットの世界市場はおよそ500億ドルだが、中・小型の協働ロボットの市場はそれより大きく、少なく見積もっても750億ドルはある」と話す。なかでも日本市場については「2014年は中国、韓国に次いで3番目に大きな売り上げを記録し、販売先もすでに100社を超えた」と、きわめて重要な市場だとの認識を示した。

今後、家庭向けの製品を開発するのかとの質問に対しては「家庭用は考えていないが、いまでも実際にバーのバーテンダーやテレビ局のカメラマンとして使われている例もある。今後、介護やサービスの分野での用途が広がるにつれ、こうしたロボットがどんどん身近な存在になっていくことは間違いないだろう」(イバーセンCEO)と語った。

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