『戦火の馬』に出演したジェレミー・アーヴィン(C)DreamWorks II Distribution Co. LLC. All Rights Reserved.

スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『戦火の馬』が2日(金)から日本公開になる前に、本作に出演したジェレミー・アーヴィンが自身が演じた役や、スピルバーグ監督の魅力について語った特別映像が公開された。

『戦火の馬』特別映像

『戦火の馬』は、1982年に英国で発表された児童文学を原作に、第一次大戦下の過酷な状況の中で生き抜く“奇跡の馬”ジョーイと、彼を愛する少年アルバートら人間との絆を壮大なスケールで描いた作品。

ジェレミー・アーヴィンは、これまでドラマや舞台の端役で活動を続けてきたが、本作で馬のジョーイと心を通わせる少年アルバート役を射止めた新鋭だ。このほど公開された特別映像でアーヴィンは「彼ら(馬と少年)の間に生まれるあたかも兄弟のような強く深い絆は誰も共感できると思う」といい、アルバートの「並はずれた純真さには惹かれずにはいられない」と語る。

またアーヴィンは、スピルバーグ監督について「自由に演技をさせてくれた上で、それを彼のビジョンに当てはめ形作っていく。演じる側にとてつもない自由を与えつつ、僕らの演技をストーリーに組み込んでいくんだから本当にスゴい」とコメントしている。

スピルバーグ監督はこれまでも、リチャード・ドレイファスやトム・ハンクス、ハリソン・フォードら名優を起用する一方で、子役や新人俳優、さらには映画作家など演技経験の少ない出演者の魅力を引き出してきただけに、アーヴィンが本作でどんな演技を見せてくれるのか気になるところだ。

『戦火の馬』
3月2日(金)全国ロードショー