3:家事の分担方法

料理、掃除、洗濯、主に3つの家事があります。それぞれどう分担するか、そもそも分担せずに得意な方が担当するか、そのときどきで時間がある方が担当するか、気づいた方が担当するか、そもそもいつ、どれくらいの頻度でするかなど、細かいところまで話し合っておくことをおすすめします。

一緒に暮らすにあたって、家事は「問題」に発展しやすいテーマのひとつ。「私ばかり負担していてずるい」「俺のほうがたくさんやっている」など、どちらかが不公平感を抱くと、たちまちぶつかり合うことになります。

4:お金のやりとり

家賃は折半するか、それとも7:3など割合を決めて負担するか、光熱費や水道代はどちらが負担するか、それも完全に折半にするか、普段の食費や日用品費は「ふたりの財布」から出すかなど、支出周りのルールを作っておくと安心です。

後で「自分のほうが多く出している」というような不満が発生すると、揉め事につながりやすくなります。最初から決めておくと、それに従って問題なく進めていけます。

もちろん、ときどきそのルールを見直すことも大事です。「実は◯◯の方がたくさん負担していたね」と気づくこともあります。ふたりの間で決めたルールは適宜振り返り、より良いものにブラッシュアップしていくのも、共同生活を送る上で必要なことです。

5:(結婚を視野に入れている人は)結婚時期

結婚の意思があるにも関わらず、何も考えずに同棲しているだけだと、いつの間にか結婚の意思が相手から消滅している可能性も…。

同棲のデメリットのひとつに、「(同棲は結婚と同じような状況だから)もう結婚しなくてもいいのでは?」という気持ちになることが挙げられます。双方がその考えに至れば何の問題もありませんが、片方がそうなると一方がつらい思いをするのは確実です。

もし結婚の意思があり、「結婚の予行演習」的な意味合いで同棲をするつもりなら、あらかじめ「同棲開始から1年以内には結婚」というように、期限を決めておくと良いでしょう。スケジュールに沿って段取りを進めていけるはずです。

せっかく同棲するなら、無意味なケンカをすることなく、心地よく過ごしたいものですよね。そのために今回ご紹介した5つの注意点をふたりで話し合ってみてくださいね。