『夫婦フーフー日記』 (C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会

ある夫婦のドラマのような闘病ブログから誕生した映画『夫婦フーフー日記』の劇中シーンが解禁された。本映像は、ダンナがヨメにプロポーズする重要なシーンで、主演の佐々木蔵之介と永作博美、そして前田弘二監督にとってもこの場面は、ぶっつけ本番で一発撮りをした特に印象深い大切なシーンだという。

プロポーズシーン

本作は、38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司さんの闘病ブログから生まれた書籍『がんフーフー日記』を原作に、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定を加えて映画化した“笑えて泣ける”ヒューマンドラマ。

このほど公開されたシーンは、17年間友人だったコウタ(佐々木)とユーコ(永作)が、ユーコにお見合い話が持ちあがったことをきっかけに、互いの関係を見つめ直し、結婚に踏み切る場面だ。前田監督は、ふたりと段取りだけを確認して、あとは演者の間合いにすべてをかけて撮り上げたという。

コウタとユーコから、ダンナとヨメになることを決意したふたり。映画では、入籍、妊娠、ガンの発覚、出産、別れ、そして残されたダンナの前に突然現れる死んだはずのヨメとの新たな生活が描かれていく。なぜヨメはダンナに見えるのか?彼女の目的とは何か? 佐々木と永作が息の合った演技で表現する一風変わった夫婦は観客を笑わせ、さわやかな感動を与えてくれそうだ。

『夫婦フーフー日記』
5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー