いよいよ2018年『ワールドカップ』を目指す戦いがスタートする。ハリルジャパンが6月16日(火)・埼玉スタジアムで開催される『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選』兼『AFCアジアカップUAE2019予選』シンガポール代表戦に臨むのだ。

サッカー日本代表対シンガポール代表 チケット情報

グループ首位、各グループ2位のうちの成績上位4チームが『最終予選』と『アジア杯』の出場権を獲得するのだが、改めて日本のライバルとなるE組の顔ぶれを紹介したい。シリアにアフガニスタン、シンガポール、カンボジアと『W杯』出場国はゼロ。さらに、日本はシリアに7勝1分、アフガニスタンに1勝、シンガポールに20勝1分3敗、カンボジアに2勝と、各国を圧倒している。サッカーに絶対はないが、日本が2位に甘んじることすら考えづらい。

では、『2次予選』は消化試合になるのか?  答えは否である。なぜなら、日本代表を率いるのはハリルホジッチ監督だ。指揮官は「モスクワ(W杯ロシア)まで全部勝つ」と宣言した。常々「メンバーを固定するやり方はしない」と語っている。事実、初陣となった3月のチュニジア戦、続くウズベキスタン戦では27名の選手を起用した。5月12・13日には国内組28名を召集し、異例のトレーニングキャンプを敢行。「競争がなければ日本代表は成長しない」と公言するハリルホジッチ監督の目が光る中、「消化試合」は存在しないのだ。

国際Aマッチだけではない。ハリルホジッチ監督は「日本代表に呼ぶ選手は、いつもその時点でベストなパフォーマンスを見せている選手」と語っている。「日本代表の扉は全員に開かれている」とも言っている。そう、選手たちは各国リーグやJリーグでのパフォーマンスを常にチェックされているのだ。

ハリルホジッチ監督はどんなメンバーを選び、2018年に向けてどんな一歩を踏み出すのか?

『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選』兼『AFCアジアカップUAE2019予選』日本代表×シンガポール代表(6月16日(火)・埼玉スタジアム2002)のチケットは5月23日(土)午前10時より一般発売。『キリンチャレンジカップ2015』日本代表×イラク代表(6月11日(木)・日産スタジアム)のチケットは発売中。