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2枚目のフルアルバム『POWER OF VOICE』も好調のfumikaが6月、福岡・イムズホールで「POWER OF VOICE 2015 九州TOUR」の追加公演を開催する。

fumika チケット情報

2010年、第1回レコチョクオーディションで1万人を超える応募者の中からグランプリを獲得。その才能は天性のもので、小学生の頃にはすでに劇団四季のミュージカル『ライオンキング』福岡公演のヤング・ナラ役で活躍をしていた。「7歳の時に『オペラ座の怪人』を観て、パンチを喰らったような衝撃を受けました。いつかあの舞台に立ちたいと想い続けていたところ福岡に『ライオンキング』がやってきて。四季での経験は、私の歌声に本当に大きな影響を与えてくれたと思います」

デビューして4年。この間には、初となる海外ライブも経験した。「言葉も人種も違う人たちと大合唱したり、2000人の観客がスタンディングオベーションしてくれた光景を目の当たりにして、音楽の力、歌の力って、本当に国境を越えられるんだと改めて感動し、実感しました。私のこの裸の歌声で、いろいろな気持ちを共有することができる……これが『POWER OF MUSIC』であり『POWER OF VOICE』なのかと。私にとっても大きな自信に繋がりました」

2年ぶりとなるアルバムの名は、まさしく『POWER OF VOICE』。この2年の間に海外ライブや1年間で150本を越える全国各地でのフリーライブなど含め、様々な変化を受けてできた1枚だ。「今回特にこだわったのは、『prologue』と『epilogue』。色んな方向性を詰め込んだアルバムだったので、それをそっと包んでくれる存在の曲が必要だと思ったんです。自分の自分の声を多重録音してみようというのは好奇心からでしたが、突き詰めていくといろんなものを削ぎ落し”声のみ”の楽曲となり、このアルバムを一番シンプルに表現できました。とても短い曲ですが、本当に声が出なくなるギリギリまで録り続けました。ゴスペラーズさんの作曲、編集をしていらっしゃる宇佐見秀文さんにディレクションをして頂くという繋がりもあり、きっと私だけでは成し得なかった素晴らしい作品に、そして優しい包み箱に仕上がったと思います」

そんなアルバムを携えたツアーの追加公演も楽しみ。「アルバム収録曲が中心にはなりますが、前回のツアーの時とはセットリストを大幅に変える予定です。今回はシンプルに”魅せる””聴かせる”、このふたつを極めるようなライブになりそう。一緒に歌ったり、タオルを振り回したりする場面もあるので大人から子供まで楽しめるSHOWには間違いありません!サイコーな夜をお届けします!」

身長147cmの小柄な体からは想像もつかない力強い歌声を、この機会にぜひとも会場で体感したい。公演は6月7日(日)福岡・イムズホールにて。チケットは発売中。