家長昭博(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE 家長昭博(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE

12月18日、Jリーグの年間表彰式『Jリーグアウォーズ』が横浜アリーナにて華々しく開催された。ベストイレブンには『明治安田生命J1リーグ』連覇を果たした川崎フロンターレから最多7人が選出され、MVPには川崎Fの攻撃を構築した家長昭博が初受賞した。ちなみに2016年の中村憲剛、2017年の小林悠に続き、同一チームから3年連続でMVPが選出されたのは初となる快挙。主な受賞者は以下の通り。

【MVP】家長昭博(川崎F)
【得点王】ジョー(名古屋)
【ベストヤングプレーヤー賞】安部裕葵(鹿島)
【優勝監督賞】鬼木達(川崎F/2年連続2回目)、反町康治(松本)、金鍾成(琉球)
【優秀監督賞】ペトロヴィッチ(札幌)、片野坂知宏(大分)、吉田謙(沼津)
【ベストイレブン】GKチョン・ソンリョン(川崎F)
DF西大伍(鹿島/2年連続2回目)、エウシーニョ(川崎F/2年連続2回目)、車屋紳太郎(川崎F/2年連続2回目)、谷口彰悟(川崎F)
MFチャナティップ(札幌)、家長昭博(川崎F)、大島僚太(川崎F)、中村憲剛(川崎F/3年連続8回目)
FWジョー(名古屋)、ファン・ウィジョ(G大阪)
※所属チームの後の数字は受賞回数。数字がない場合は初受賞。

ユース時代から“天才”と呼ばれ続け、プロ15年目にして初の個人賞をMVPという最高の形で獲得した家長は、受賞スピーチで次のように感謝の言葉を述べた。

「こんばんわ、川崎フロンターレの家長です。ちょっとこういう場で話したことがないので、手短に話したいと思います。このような名誉ある賞を、6得点7アシストという平々凡々な記録でもらうのは心苦しいですが、本当にありがとうございます。

日頃、感謝の気持ちをなかなか言えないので、川崎のみんなに感謝の気持ちを伝えたいと思います。川崎の会社の方々、そして監督、コーチングスタッフのみなさん、偉大なるチームメイトのみんなに支えられてこの賞を取れました。本当にありがとうございます。

そして自分自身、サッカー人生で一番支えてもらったのは家族だと思いますし、いつも支えてくれている家族に感謝を言いたいと思います。ありがとうございます」

リーグ3連覇とともにアジア制覇にも挑む2019年の川崎Fは、『天皇杯』覇者・浦和レッズと2月16日(土)・埼玉スタジアム2002での『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』にて公式戦がスタート。チケットは1月13日(日)午前10時よりダイナミックプライシングにて一般販売をスタート。ダイナミックプライシングとは試合開催日、席種、市況、天候、個人の嗜好などに関するビッグデータを基に需要予測を行い、チケット価格を自動的に変更するシステム。Jリーグ主管試合においては初めての導入となる。