ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「Cyber-shot(サイバーショット)」の新機種として、新開発の薄型非球面レンズ「AAレンズ」を採用し、光学10倍ズームで薄型ボディを実現した「DSC-WX100」、「AAレンズ」で光学20倍ズームの「DSC-HX30V」、光学30倍ズーム搭載の「DSC-HX200V」、光学16倍ズームの「DSC-HX10V」、薄型の「DSC-TX66」「DSC-TX20」の計6機種を発売する。

「DSC-WX100」「DSC-HX30V」「DSC-HX200V」「DSC-HX10V」は、解像感を保ったまま光学ズームの2倍の望遠撮影ができる「全画素超解像」技術を採用。新開発のジャイロセンサによって、手ブレを高精度に検知・補正するとともに、望遠撮影時のオートフォーカス(AF)を高速化している。

有効画素数1820万画素の裏面照射型「Exmor R」CMOSセンサと、画像処理エンジン「BIONZ」を搭載し、高性能レンズとあわせて高画質化を達成。また、明るい場所では最速約0.13秒、暗い場所では最速約0.20秒の高速AFを実現する。

動画撮影は、「DSC-WX100」と「DSC-HX10V」がAVCHDフルハイビジョン(1080/60i)に、「DSC-HX30V」と「DSC-HX200V」がAVCHDフルハイビジョン(1080/60p)での撮影に対応。動画撮影時には、光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせることで、より強力に手ブレを補正する光学式手ブレ補正(アクティブモード)を搭載し、歩きながらやズーム時でも、手ブレを抑えた撮影ができる。

「DSC-HX30V」と「DSC-HX200V」は、動画撮影時の回転方向の手ブレも補正するより強力な手ブレ抑制機能を搭載している。

対応メディアは、メモリースティックデュオ/PROデュオ/PROデュオ(High Speed)/PRO-HGデュオと、SD/SDHC/SDXCカード。アダプタを使えば、メモリースティックマイクロ/マイクロ(Mark2)、microSD/microSDHCカードにも対応する。

「DSC-WX100」は「AAレンズ」を採用した光学10倍ズームレンズを搭載。35mmフィルム換算で25~250mm相当の高倍率ズームながら、世界最小・最軽量のボディを実現した。

カラーは、シルバー、ブラック、ピンク、ホワイト、ブラウンの5色。サイズは幅92.3×高さ52.4×奥行き21.6mmで、重さは約124g。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。発売日は3月16日。

「DSC-HX30V」は、35mmフィルム換算で25~500mm相当で、「AAレンズ」を採用した光学20倍ズームレンズを搭載。高コントラストを実現した「TruBlackディスプレイ」の3.0型「エクストラファイン液晶」パネルを備える。また、マニュアル操作でのこだわり撮影に対応している。

明るさ調整やピクチャーエフェクトなど、さまざまな表現を行うことができる「マイフォトスタイル」機能を搭載。GPS、コンパス機能、GPSログ記録機能を備え、撮影後も楽しめる。

Wi-Fi機能を備え、スマートフォンやタブレット端末、テレビ、PCなどの機器と連携。スマートフォンやタブレット端末用の無料アプリ「PlayMemories Mobile」をインストールすれば、いつでもどこでも画像転送ができる。

カラーは、ブラック、ブラウンの2色。サイズは幅106.6×高さ61.9×奥行き34.6mmで、重さは約254g。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。発売日は3月16日。

「DSC-HX200V」は、35mmフィルム換算で27~810mm相当の光学30倍カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」ズームレンズを搭載するフラッグシップモデル。ジョグダイヤルを使ったマニュアル操作の撮影に対応している。

可動式の3.0型「エクストラファイン液晶」パネルを搭載し、マルチアングルでの撮影に対応。明るさ調整やピクチャーエフェクトなど、さまざまな表現ができる「マイフォトスタイル」機能や、GPS、コンパス機能、GPSログ記録機能を搭載する。

サイズは幅121.6×高さ86.6×奥行き93.3mmで、重さは約583g。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。発売日は3月9日。

「DSC-HX10V」は、35mmフィルム換算で24~384mm相当の光学16倍レンズを搭載する。液晶は3.0型「エクストラファイン液晶」パネル。

明るさ調整やピクチャーエフェクトなど、さまざまな表現ができる「マイフォトスタイル」機能や、コンパス機能、GPSログ記録機能を搭載する。

カラーは、ブラック、レッド、ホワイトの3色。サイズは幅104.7×高さ59.7×奥行き33.8mmで、重さは約234g。価格はオープンで、実勢価格は3万3000円前後の見込み。発売日は3月16日。

「DSC-TX66」は、35mmフィルム換算で26~130mm相当の光学5倍カールツァイス「バリオ・テッサー」ズームレンズを搭載。世界最薄12.2mm(最薄部)の薄型ボディを実現した。「全画素超解像」技術によって、解像感を保ったまま10倍ズームでの撮影に対応している。

撮像素子は有効画素数1820万画素の裏面照射型「Exmor R」CMOSセンサで、従来比で約6分の1の低ノイズと、ISO12800相当の高感度撮影を実現。明るさ調整やピクチャーエフェクトなど、さまざまな表現が可能な「マイフォトスタイル」機能を搭載する。液晶は、3.3型ワイド「エクストラファイン有機EL」静電容量式タッチパネル。

対応メディアは、メモリースティックマイクロ/マイクロ(Mark2)と、microSD/microSDHCカード。カラーは、シルバー、バイオレット、ピンク、ホワイトの4色。サイズは幅92.9×高さ54.4×奥行き13.4mmで、重さは約109g。価格はオープンで、実勢価格は3万8000円前後の見込み。発売日は3月9日。

「DSC-TX20」は、35mmフィルム換算で25~100mm相当の光学4倍カールツァイス「バリオ・テッサー」レンズを搭載する。また、「全画素超解像」技術によって、解像感を保ったまま8倍ズームの撮影ができる。

撮像素子は、有効画素数1620万画素の裏面照射型「Exmor R」CMOSセンサを搭載。また、液晶は3.0型ワイド「エクストラファイン液晶」静電容量式タッチパネル。

対応メディアは、メモリースティックデュオ/PROデュオ/PROデュオ(High Speed)/PRO-HGデュオと、SD/SDHC/SDXCカード。アダプタを使えば、メモリースティックマイクロ/マイクロ(Mark2)、microSD/microSDHCカードにも対応する。

カラーは、ブラック、ピンク、ブルーの3色。サイズは幅95.9×高さ56.2×奥行き17.9mmで、重さは約133g。価格はオープンで、実勢価格は3万5000円前後の見込み。発売日4月20日。