作った料理は大皿に盛って、セルフで取り分けます。どれもとても美味しそうでテンション上がりまくりの筆者でした。

食堂は18時オープン。すでに食堂に来ている人たちから「いただきます」と食事を始めました。
次第にお客さんが増えていき、にぎやかな雰囲気の中、みんなで食事を楽しみました。

今回、私は2歳の娘を連れてお邪魔したのですが、普段なかなか野菜を食べようとしない娘が
自分からプチトマトを口に入れたり、海苔あえの野菜を美味しそうに食べていて驚き!
最初はちょっと緊張していたのに、小学生のお姉さんと仲良くなり、ご飯を食べさせてもらう場面もありました。

ボランティアの皆さんも一緒に。「美味しかったー?」と声をかけてくれ、しばし談笑しました。

食事が終わったあとは、隣のお部屋に移動し、ボランティアの方の指導の下、ブレスレット作りに挑戦。小学生の男の子2人とお母さんも輪に入り盛り上がります。

ただご飯を食べるだけでなく、遊びの時間もあるというのがふれあいの時間をより濃密にしてくれているように感じました。

帰り際にはお米をお土産に頂きました。
「また来てねー!」と皆さんに声をかけてもらい、「ねりまこども食堂」を後にしました。

会場で配布している「ねりまこども食堂」のチラシ。6月以降もほぼ毎月2回のペースで実施予定です。

会場で配布している「ねりまこども食堂」のチラシ。6月以降もほぼ毎月2回のペースで実施予定です。

まとめ

核家族化が進む中、お父さんは仕事が遅くて晩御飯はいつもお母さんと子どもだけ、という家庭も多いのではないでしょうか。
我が家も同じで、子どもと2人での食卓は少し寂しく感じるときも。
そんな中、地域の人たちと一緒に食卓を囲むという経験は貴重でとても温かい時間でした。

地域貢献、ボランティア、などいうと堅苦しい感じがしますが、「ねりまこども食堂」の
始まりは金子さんが『ご飯をお腹いっぱい食べて欲しい』という想いを声にしたこと。
子育てもちょっと辛いときや苦しいときに自分から声を上げれば、状況がよくなることが
あるのではないかと感じました。

少しずつ広がりを見せる子ども食堂を微力ながら応援していきたいなと思っています!
 

*追跡取材:【続・こども食堂】一大ブームの先駆けとなった「ねりまこども食堂」のその後に迫る!

システムエンジニア、携帯向け音楽配信事業でのシステム運用、マーケティング職を経て、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。主に育児、教育関連の記事を執筆。子連れで楽しめるサービス探しと世界の子育て事情に興味津々の日々。ストレス解消はお酒と映画。