(左から)安西慎太郎、村上ショージ、大河内奈々子、滝口幸広、大和田獏、山村紅葉、山崎銀之丞、小川菜摘

 舞台『滝口炎上』の公開舞台稽古が29日、東京都内の明治座で行われ、出演者の滝口幸広、大河内奈々子、小川菜摘、村上ショージ、大和田獏ほかが登壇した。

 本作は“勧善懲悪”時代劇の復活を目指して企画された。第一部では、若くして将軍となった徳川家光(滝口)が身分を隠して町で楽しく暮らしつつさまざまな事件を解決していく姿を描き、第二部はショータイムで構成される。

 初座長を務める滝口は「たくさんプレッシャーもあったけど、先輩、そして僕よりも若いメンバーに支えられて終始楽しい稽古だった。稽古でやったものの全てを本番で出して、お客さんにも楽しんでもらいたい」と笑顔で意気込みを語った。

 滝口と3度目の共演となる大和田も「正直言って若いし、明治座という大きな舞台なので大丈夫かなと思っていた。でも、(滝口は)落ち込むことなくはねのけていくたくましさがあって、稽古中にもしっかり成長を遂げていた」とその“座長ぶり”に太鼓判を押した。

 また、この日30歳の誕生日を迎えた滝口は「若いころ思い描いていた30代よりも、実際はまだまだ幼稚」と苦笑いを浮かべつつ、「年を重ねるごとに人生が本当に楽しくなってきているので、これからもっと楽しいことがあるのかと期待している」と語った。