楽曲によって色がカラフルに変化する“リストバンド型ペンライト”による光の演出で楽しませたブレイクタイムの後は、『1000年、ずっとそばにいて…』などのバラードナンバーでしっとり聴かせる。

『Colors of the season』では、ジョンヒョンのほほを涙が伝い、『Fire』では一緒に大合唱してくれているファンを見て、キーが涙で歌詞を詰まらせ、それを見たファンがまた涙という感動の連鎖が広がった。

中盤は、キーが『Amigo』でDJ PLAYを披露。その曲に乗って『PHILIPP PLEIN』の最新コレクションに身を包んだモデルたちが花道をランウェイ変えるという東京ドームならではのファッションとのスペシャルなコラボレーション・ステージで楽しませたが、そこから続くソロ・ステージも、想像を超えた驚きの連続。

韓国でソロ・デビューを果たしたジョンヒョンの『Deja-Boo』、テミンの『Danger』はまだ想定内だったが、オンユは徳永英明の『レイニーブルー』をカバー。しかも、テミンがピアノで伴奏するという、目にも耳にも美しいステージで感涙を誘い、ミンホはバレエダンサーと幻想的なダンスを見せたかと思えば、『ケラケラじゃんけん』を熱唱し会場を沸かせた。そしてキーは、黒のボンデージスタイルでセクシーなパフォーマンスを展開し、それぞれの個性を発揮した。