ブリッジ映像で雰囲気が変わると、ステージもカラフルでファンタジックな世界にチェンジ。ツアーでもかわいいキャラクターの着ぐるみが登場したが、Special Editionとなる東京ドームでは、ホールツアーで回った日本全国のゆるキャラたちが登場。「ぐんまちゃん(群馬県)」など8体のご当地キャラクターと一緒にキュートなステージを繰り広げた。

ハイライトとなったのは、新曲『Your Number』。初披露となるこの曲の見どころを「いつものSHINeeと違う姿」とキーがいっていたが、黒のスーツでバッチリ決めた大人っぽいSHINeeは、先ほどのかわいい世界とは180度真逆のダンディさ。このふり幅を見事に演じきれるのも彼らの魅力だ。

後半は、『Breaking News』から始まる怒涛のダンスチューン。『Downtown Baby』のコール&レスポンスは広い東京ドームの観客とSHINeeの5人をひとつにした。

アンコールもアッパーなダンス・セットで再び会場を熱くする。トロッコで会場中を周り、バックステージ、センターステージの端から端まで走り回って全身で感謝と喜びを爆発させるメンバーたち。メインステージに戻ると「まだまだ終わりじゃないです」というキーの後ろには、総勢40名のフルオーケストラが登場。「この曲は皆さんからの愛を感じながら歌いたい」(キー)、「ホワイトデーにピッタリの曲」(オンユ)という壮大なラブソング『LOVE』を丁寧に歌いあげる。