ディズニーが『トロン:レガシー』続編の製作の中止を決めた。正式な製作発表はなされていなかったが、主演のギャレット・ヘドランドとオリヴィア・ワイルドは復帰、監督は1作目のジョセフ・コシンスキーが務める予定で、準備が進行していた。

しかし、今後の公開スケジュールを見直したところ、2018年までは大作がぎっしりだとディズニーは気づいたようだ。製作費は1億7000万ドルを予定していただけに、そこまでお金をかけたものを、理想的な公開日に公開できないのは意味をなさないと判断したらしい。

ディズニーの今後のラインナップには、『ジャングルブック』『パイレーツ・オブ・カリビアン5』『アリス・イン・ワンダーランド2』『美女と野獣』などが名を連ねる。そのほかに、マーベル、ピクサー、ルーカス・フィルムの作品もある。
『トロン:レガシー』は全世界で4億ドルを売り上げている。

文:猿渡由紀