「食物アレルギー」の子どもも“宿泊旅行”をあきらめないで! 専門医に聞いた判断基準と楽しみ方

食物アレルギーの子どもとのおでかけは、外食だけでも不安がたくさん。ましてや旅行なんて…と諦めているママパパもいるのでは。アレルギーがあっても旅行を楽しみたい! どうすれば? アレルギー診療の専門医、NPOアレルギーネットワーク副理事長でもある伊藤浩明先生、食物アレルギーに特化したツアーを展開するQOLトラベルさんにお話をお伺いしました。

子どもの食物アレルギーは年々増加傾向にあります。

最近は加工食品へのアレルゲン表示が義務付けられ、関連のレシピ本も多く発刊され、家庭でのケアはある程度困らないように改善されています。

一方で、旅行を代表とする「お出かけ」には悩むご家庭も多いのはないでしょうか。

外食するにもお店選びメニュー選びに苦労したり、知らない土地でのアレルギー対応に不安を覚え旅行はなかなか…と躊躇してしまうパパママも多いのでは。

アレルギーがあっても旅行を楽しみたい! 何か対策はある? という思いの下、アレルギー診療の専門医であり、NPOアレルギーネットワーク副理事長でもある、あいち小児保健医療総合センター 伊藤浩明先生にお話をお伺いしました。

食物アレルギーの子どもとの旅行、判断基準は?

――食物アレルギーの子ども(赤ちゃん)と旅行に行くというのは、親としても不安が多く、ハードルが高いと考える人も多いようですが…

伊藤: 食物アレルギーのあるお子さんでも、他の子どもと変わらない活動はできるはずです。そのため大切なのは、お子さんの状況を正しく人に説明できることと、症状が出た時の対処法がよくわかっていること。

出かける計画を立てるときには、滞在先や医療機関の情報をしっかり調べて準備しましょう。十分な準備が心のゆとりをもたらして、本当に楽しい時間をすごせることにつながります。

――宿泊を含む旅行が可能かどうか、また、旅行先を判断する際の基準などはありますか?

伊藤: アレルギーの重症度にもよりますね。
重症度とは、アレルギーを起こす食品の数と、ごく僅かでもアナフィラキシーを起こすかどうかという症状の重症度という二つの問題が関係しています。アレルギー食品の数と種類については、一番頻度の高い鶏卵と牛乳の二つまでなら、概ね問題なく可能です。

小麦、大豆、魚(ダシまで配慮が必要な場合)、ゴマなどまで除去が必要な場合は、子どもの食事は100パーセント持参していくくらいの覚悟が必要になるかもしれません。

ごく微量でもリスクがある場合、厨房での調理の流れまで気にする必要があるのであれば、ホテルやレストラン側がその点を理解して対応してくれるか、ということに関わってきます。

また、旅行先の救急医療の状況も確認が必要で、離島や山奥の温泉などは避けたほうが無難かもしれません。

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