東芝とマイクロソフト(MS)は6月2日、あらゆるモノをインターネットに接続するIoT(Internet of Things=モノのインターネット)のソリューションに関して提携した。

今回の提携合意に基づき、IoT機器向けアプリケーションプロセッサ「ApP Lite」、ドライビングレコーダーなどのセンシングデバイスやクラウドストレージサービスといった東芝の製品・サービスと、Azureを構成するIaaS(Infrastructure as a Service)、Azureへの専用線接続サービス「Azure ExpressRoute」、データ分析・機械学習サービス「Azure Machine Learning」などのマイクロソフトのクラウドプラットフォームサービスを組み合わせることで、新たな価値を備えたIoTソリューションを開発する。

まずは、年内に物流市場向けに、東芝のセンシングデバイスで測定したデータを、Azureで収集・分析するIoTソリューションの提供を行う。