文法的にもこんなに違う!? 京都弁VS関西弁

京都弁と大阪弁は、実際言葉使いに文法的な違いがけっこうあることがわかります。
例えば京都弁といって思い浮かぶのは「~はる」という助動詞。
大阪も「~はる」を使いますが、頻度と使い方、意味が微妙に違うのです。

京都弁は「言わはる」「書かはる」に対し、大阪弁は「言いはる」「書きはる」。
また大阪弁での「~はる」は敬語の意味を持つことに対し、京都弁は尊敬の意味を入れずに使用することも多々あります。

他にも「そうや」という関西弁を短縮するときは、京都「そや」、大阪「せや」。
「するのや」の関西弁の短縮でいう京都「すんにゃ」に対し、大阪「すんねや」。
比べると、やはりかなりの違いがあり、京都弁ははんなり上品な感じがします。

関西地方の中でお隣にある京都と関西なのに、こんなにも文法的な違いがあるのかと驚いてしまいますよね。

大阪弁もやっぱり人気!? LINEでの攻撃力

合コンでもエピソードを紹介しましたが、コミュニケーションツールとして今やかなり重要な位置にあるLINEでも、その違いは明確なようです。

まず、京都弁女子のLINEはどうでしょうか。

女「そや○○くん、明日ずっと準備してはったプレゼンの日(ひ)いやった?頑張って。応援しているわ」

男「ありがとう。緊張するけど頑張るよ。」

女「そないに緊張しはるなら、なんや手つどうてあげようか(笑)私も明日大事な会議すんにゃ。頑張る!」

上品でおしとやかなイメージですね。京都弁をあえてここまで入れ込んでいるLINEで、大和撫子を彷彿させる女性らしさにノックアウトされる男性が多いようです。