「X133PWH/X123PH」(左)と「X113PH」(右)

日本エイサーは、ビジネス向けのプロジェクターの新製品「X3シリーズ」として、WXGA対応の「X133PWH」、XGA対応の「X123PH」、SVGA対応の「X113PH」の3機種を6月5日に発売した。価格はいずれもオープン。

「X133PWH」「X123PH」「X113PH」いずれも、さまざまな利用シーンに対応するビジネススタンダードプロジェクター。3000lm(ルーメン)以上の高輝度で、13000:1の高コントラスト比によって明るくメリハリのある鮮明な映像を投映する。

投映終了後に電源をオフにせずに電源コードを抜いても安全な「インスタントパック機能」、電源オフ後2分以内ならアイドリング稼働の終了を待たずに投映を再開できる「インスタントレジューム機能」、一定時間映像信号の入力がないと自動で電源をオフにする「オートシャットダウン機能」、電源オン時にパスワード入力を求める「PINセキュリティ機能」といった、ビジネスシーンを想定した便利な機能を備える。

光源ランプには、通常の寿命が約5000時間、ECOモード時の寿命が約6000時間の長寿命ランプを使用する。また、本体天面の開閉口によって、本体を天吊りしたままランプユニットを簡単に交換できる。

このほか、ホコリを嫌う重要パーツ部位にダストシールドを設け、密閉率を高めた「シールドエンジン設計」を採用するとともに、吸気・排気のエアフロー効率を高め、熱対策にも考慮した設計を採用する。

インターフェースは、HDMI 1.4a入力(HDCP、3D対応)×1系統、アナログRGB/コンポーネントビデオ入力(ミニD-sub15ピン)×1系統、コンポジット入力(RCA)×1系統、Sビデオ入力(Mini DIN)×1系統。輝度は「X133PWH」が3100lm、 「X123PH」「X113PH」が3000lm。

税抜きの実勢価格は、WXGA(解像度1280×800)対応の「X133PWH」が6万6000円前後、XGA(解像度1024×768)対応の「X123PH」が5万7000円前後、SVGA(解像度800×600)対応の「X113PH」が万円前後の見込み。