さらに、現在「ウレぴあ総研」でも特集中の新曲『「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』を生で披露。1曲だけでも当然、全力投球。間近で見る5人の激しいパフォーマンスは圧巻でした。

 

今回の大賞受賞を受けて百田さんは、
「この賞は私たちに“もっとがんばれ”っていうエールだと思うので、もっともっと上を目指して、これからもがんばっていきたいと思います」
と語りましたが、これはアーティストと「CDショップ大賞」との間にいい循環関係が生まれているひとつの証のように感じました。

今回のももクロの受賞は、バンド系が続いていた過去の大賞受賞アーティストと比べると異色のセレクトという気もしますが、『CDショップ大賞』の中でもある種“異物”である彼女たちだからこそ持ち得た熱が、全国のCDショップ店員さんの心を動かしたのだと思います。
それが回りまわってアーティスト本人にフィードバックされるという幸福な循環が生まれたのも、「CDショップ大賞」がこれまでの3回でしっかりと音楽シーンやリスナーの信頼を獲得してきたからこそ。

ももいろクローバーZにとっても、『CDショップ大賞』にとっても、そして音楽シーン全体にとっても、新たなはじまりとなった大賞受賞だったと思います。