みみめめMIMI ライブの模様 みみめめMIMI ライブの模様

音楽ユニット、みみめめMIMIが6月7日に大阪・Shangri-Laで「CANDY MAGIC SHOW~梅雨だけど雨じゃなくて飴を降らせまSHOW!>○<~」を開催した。

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みみめめMIMIは声優・シンガーソングライターのタカオユキと、イラストレーターのちゃもーいによる女性ユニット。ライブでは、CDジャケットやメインビジュアルなどを担当しているちゃもーいはステージに登場せず、タカオが歌やダンス、ピアノ演奏などのパフォーマンスを行う。

この日行われた公演は、みみめめMIMIにとって初めての東阪ツアーの大阪公演。関西では約1年ぶりのライブ、そして初のワンマンということもあり、会場は熱気に満ちていた。

ライブがスタートすると、序盤からアッパーな楽曲を連続して披露し、会場のボルテージは全開に。 最初のMCで神戸出身のタカオユキは地元関西でのワンマンライブ開催に喜びを爆発させ「ただいまっ!!」と叫んだ。

ライブの中盤で披露された弾き語りでは、彼女は磨き上げたパフォーマンス力を見せつけた。『お絵描き』で激しく鍵盤を叩き感情を露わにしたかと思えば、『no name love song』ではブレイクが生む静寂を即興的に操り、情感的なピアノ演奏を披露。歌も、演奏も、前回のワンマンライブとはまるで違う次元に達したこと感じさせた。終盤の『瞬間リアリティ』から『サヨナラ嘘ツキ』の流れでは、コールアンドレスポンス、合いの手、振り付けで会場が一体となった。

最後のMCで、タカオユキは「去年、初めてのワンマンを経験してからライブが大好きになって、自分の中で大事な存在になった」とコメント。その言葉に偽りのない、彼女のライブへの熱意を感じさせる公演だった。

みみめめMIMI は6月10日(水)にシングル『CANDY MAGIC』をリリース。ツアーの東京公演は6月28日(日)に東京・duo MUSIC EXCHANGEで開催される。チケットは発売中。

取材・文:西原史顕