TSX-B141

ヤマハは、インテリアになじむデザインと、リラックス空間にふさわしいサウンドのデスクトップオーディオシステム「TSX-B141」を6月下旬に、「TSX-B235」を7月下旬に発売する。どちらも価格はオープンで、税込の実勢価格は3万9000円前後の見込み。

「TSX-B141」「TSX-B235」ともに、Bluetooth 2.1+EDRによるワイヤレス音楽再生ができ、高音質コーデックaptXおよびAACに対応しており、高品位なワイヤレス再生を実現する。また、NFC(近距離無線通信)対応端末を本体にかざすだけでBluetooth接続できる「かんたんペアリング」機能を備える。なお、ワイヤレス音楽再生だけでなく、CDやUSBメモリに保存した音楽の再生、FM/AMラジオの視聴など、さまざまな音楽ソースを楽しめる。

iOS/Android対応の専用アプリ「DTA CONTROLLER」を使えば、スマートフォン/タブレット端末の画面から、音量調整や入力切替、ラジオ選曲ができ、ビープ音が鳴る3分前から音源ソースを徐々にボリュームアップするとともに、鳴り始めはストレスを感じやすい高い周波数帯をカットして快適な目覚めをサポートする「インテリアラーム」のカスタマイズもできる。

一体型ボディ内には、十分なキャビネット容量を確保し、8cmフルレンジスピーカーによって、低音から中高音域までバランスのとれたナチュラルな音質で、リラックス空間に合う心地よいサウンドを実現した。

このほか、圧縮音源をダイナミックに蘇らせる独自の音質改善技術「ミュージックエンハンサー」、低域/中域/高域の音質を調整可能な3バンドイコライザー、FM補完放送も受信できるFMワイドバンドチューナーとAMチューナーを搭載する。

「TSX-B141」は、つなぎ目がほとんどないソリッドでシンプルなデザインを採用し、スピーカーカバーには艶のある素材を用いることで、落ち着いた質感を実現した。

本体はスリム設計で、ベッドのサイドテーブルなどスペースが限られた場所にもすっきり置ける。また、フロントパネルには大きなデジタル時刻表示パネルを備える。カラーは、ブリック、ブラック、シャンパンゴールドの3色。

「TSX-B235」は、本体天面に木目の風合いを生かしたフラットなウッドテーブルを備えており、スマートフォンやアクセサリなどを置くスペースとして使える。

インターフェースは再生対応のUSB端子に加えて、充電専用のUSB端子を搭載する。カラーは、ホワイト、ブラックの2色で、ウッドテーブルにはそれぞれのカラーに合わせた配色を施す。