ドリームワークス・アニメーションのシリーズ『シュレック』の人気キャラクターを主役にした最新作『長ぐつをはいたネコ』のロサンゼルス・プレミアがこのほどリージェンシー・ヴィレッジ・シアターで行われ、アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ザック・ガリフィアナキスが登場した。

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『長ぐつをはいたネコ』で描かれるのは、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティとキティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むための冒険を3Dアニメーションで描く。

当日は朝から多くの報道陣が集まり、招待された子どもたち400人の歓声に迎えられて登場したバンデラスは「本当に興奮しているよ!僕たちは、ほぼ2年半かけてこの作品に取り組んできたんだ。『長ぐつをはいたネコ』は子供たちだけでなく、大人にも楽しんでもらえる作品だよ」と語り、「『シュレック2』で日本に行きました。東京は本当に楽しかったよ。日本の皆さんも『長ぐつをはいたネコ』を楽しんでください。今は大変な時代ですが、この作品は世界の人々にスマイルを届けるための作品です」とメッセージをおくった。またキティ役のハエックはネコを演じたことについて「4歳の娘は犬が好きだから少し残念がっていたけど」と笑顔を見せ、ハンプティ・ダンプティ役のガリフィアナキスは「最初は少しチャレンジングだったけど、最後の方はとても(この仕事が)好きになっていたよ」と収録を振り返った。

当日は主役のプスと相棒のキティも登場。巨大なブーツの置物が展示されるなど賑やかな会場の中で、バンデラスがギターを片手に“マリアッチ風”のポーズで撮影に応じるなど、プレミアは大きな盛り上がりを見せた。本作は来年3月に日本公開される。

『長ぐつをはいたネコ』
2012年3月春休み 全国3Dロードショー(一部劇場をのぞく)