オレンジといえば夏を思い浮かべるかもしれませんが、この冬は渋めのくすんだ“柿色オレンジ”が流行中。冬らしさもきちんと出る上、肌色が明るく見えると人気なのです。

しかしこのカラー、モード寄りになりがち。ちょっと使いづらいかも……と思っている方、いらっしゃいませんか?

キュートな仕上がりを目指せば、使いやすさもグンとアップ。オシャレ度もモテ度も上がって一石二鳥です! 流行カラーを使って、モテメイクを目指してみましょう。

柿色を生かすアイメイクのコツ

この“柿色オレンジ”、上手に使いこなすにはいくつかのコツがあります。まずはアイメイクから見てみましょう。

1: ハイライトを最初に乗せない!

今回使用したのは、KATEの「ヴィンテージモードアイズ BR-1」。Aのカラーが“柿色オレンジ”です。

ポイントは、まぶたに乗せる順番。最初にAのオレンジを塗り、次にBのハイライトカラーをブラシでふんわりと乗せます。塗る範囲はA、Bともに図の部分が目安。二重幅より若干広めです。

くすんだオレンジはキツめな印象になりやすいのですが、あえてハイライトカラーを後で重ねることで、柔らかさを出すのです。

目元をしっかりと引き締めたい方は濃いめブラウンを目の際に。より優しく仕上げたい方は薄めブラウンを使いましょう。写真では、濃いめブラウンを使用しています。

2: ラメをプラスしてキュートさを!

最後にラメを乗せましょう。シルバー系よりもゴールド系のラメを使用すると浮きません。

今回使用したのは、リンメルの「ショコラスウィート アイズ 009」にセットされているものです。画像の右下のみ使用しました。少しピンクがかっていて、モテアイにぴったりですよ。

指の腹に取って、まぶた中央部分にポンポンと乗せてみて。キラキラとした可愛さと、立体感が出ます。

モードになりがちな“柿色オレンジ”は、こうして使いこなしてみて。

“柿色オレンジ”を使うときの注意点

アイシャドウと同様、“柿色オレンジ”を使用する際はちょっとしたコツや注意が必要です。

1: チークとリップはシアー感を意識

チーク、リップに共通していえるのは、マットな質感のものを選ばないということです。ラメ感・パール感のあるものを使用してみて。

チークの場合は、フェイスパウダーを含ませたブラシでボカしてあげると良いでしょう。ふんわりとした色づき方が、モテメイクにぴったり!

リップの場合、透明グロスを重ねるのも一つの方法です。

グロスだとツヤ感が強すぎるときは、リップバームをブラシに取って重ねてみてください。適度なうるおいリップが出来上がります。リップケアも出来るのでオススメです!

2: ワンカラーで仕上げないこと

こなれ感のあるワンカラーメイク。しかし、“渋柿オレンジ”だとモード感が強くなりすぎてしまうのです。

アイシャドウを”渋柿オレンジ”にしたら、チークやリップはベージュピンクにするなど、あまり強くない色みをセレクトするのがコツです。

オシャレポイントは一つに絞った方が、男性ウケも良いですよ。