予選会を通過してきた各校の状況は?

―駒沢大学
M:5区・6区もいい選手がいるみたいですよ。

萩原:誰ですか?給水とかタイム係とか直接、駒沢大学と携わっているからリアルな情報を知ってるんじゃないですか?

M:給水係やタイム係をやらせてもらってますが、当日まで誰が走るか知らないですよ(笑)

萩原:前回もブレーキ起こさなかったら、上位に絡む戦力はありましたよね。前回は神大と仲良くやらかしましたけど(笑)

M:選手層も厚くなったし、大丈夫かと。

西田:あとは一人で走る能力がどのくらい高いかだね。

萩原:10000mとかハーフマラソンのタイムってヨーイドンでのタイムですけど、駅伝はそうじゃないのですからね。

M:2年生・3年生がグンと伸びて層が厚くなりましたね。

萩原:駒沢大学、今年強いっすよ。強いな。

西田:加藤選手を1区に持っていって、2区・3区で片西選手・山下選手のどちらか使うか、どちらかを7区に持っていくか。大八木監督は復路に力を入れている時期もあったしね。

M:個人的には神戸選手を応援しています。一般入試で入ってきて頑張っています。当日走るかどうか分かりませんが走ってほしいですね。

―順天堂大学
西田:順大、誰かいる?

萩原:学生を代表するエース、塩尻選手いますよ。

M:5区に山田攻選手もいますよね。順大は今年、構内にクロカンコースもできて、いい練習ができているかもしれませんね。塩尻選手がいるっていうのは大きいと思いますよ。

去年は箱根前の八王子ロングディスタンスで27分台を出したんですが、ピーキングがずれちゃって箱根本番では力を発揮しきれなかったかなと思います。今回はしっかり合わせてくるかなと思います。塩尻選手はめちゃめちゃ強いですからね。

萩原:塩尻選手は強いけど、シード権獲れるかどうかっていうと微妙ですかね。一人じゃどうにもならないからね。

M:5区に山田選手がいますよ。

萩原:2区と5区がしっかりしているから、まぁ上手くつなげば…。

西田:1区が重要だね。塩尻選手に先頭とどのくらいの差でタスキをつなげるかって大事になるね。1区誰だろうね。

萩原:1区って先頭についていければいいって部分もあるので、それができる選手が誰なのかってところですね。全日本の感じだと見当たらないですね。

―神奈川大学
萩原:母校なので優勝争い!ってのは希望ですけど、3~5位くらいに入ってくれたらってところが妥当ですかね。

西田:5区は荻野選手がまた走るの?

萩原:そこですよね。荻野選手、もうやりたくないみたいなこと言って記事になってましたよね。そんなこと言うなよーって感じですけど(笑)

西田:関東インカレで3000m障害で3連覇しているし、苦手意識のある5区より4区とかいいかもね。

萩原:そうすると5区にはまる選手がいないんですよね。神大って、いい感じで戦力が整ってきても、いつも5区にはまる選手がいない。それは今回も不安材料です。

僕としてはリベンジとして荻野選手にもう一度5区を走ってほしいと思っていますけどね。たぶん、走らないでしょうけど。

M:じゃあ、5区次第ですかね。

萩原:今年は全体練習が少なくなって個人にあった練習をするってことに特化してるみたいです。もしかしたら5区のスペシャリストを育てているかもしれませんね。

―国学院大学
M:国学院大学も萩原さんと取材に行ってきました。

西田:他の大学の監督も国学院は面白いって注目してるよ。シード権は獲ると思うよ。

M:今回シード権獲って、次回は予選会なしで勝負したいみたいですね。3本柱の土方選手・青木選手・浦野選手が来年4年生になるので強いですよね。

萩原:今回は次回に向けてシード権と経験を得るって感じですかね。

西田:3人強い選手がいると勝負区間に選手を置けるから、小さな失敗は取り返して巻き返しやすいね。

―明治大学
吉澤:学生を代表するエースに近づいた阿部選手、復調してきた坂口選手、去年学連選抜で走った中島選手を中心にシード権はいけると思います。前回、箱根に出場できなかったという悔しさを晴らして欲しいですよね。

M:明大にも萩原さんと取材に行きましたけど、明治の合宿所って年期入っていますよね。

吉澤:築20年ですよ。

M:えっ。あれで築20年?だいぶ…

萩原:築20年には見えなかったなぁ。

M:ルーキーの鈴木選手、強いですよね。

萩原:1区を走ったら面白いかもしれませんね。

西田:勝負するために往路に主要選手を持っていきたいね。

―東京国際大学
西田:エースはいないけど、下は育って底上げはできてきた印象はあるね。

M:前回話題になったオールドルーキーの渡辺選手にも注目ですよね。10000mの平均タイムをグッとあげていますよね。

西田:ここ3カ月のタイムとかでチーム戦力を知りたいな。

―大東文化大学
M:注目は奈良監督の息子、山の大東を象徴する大久保初男さんの息子、只隈元監督の息子、神大の大後監督の息子(マネージャー)がいます。

萩原:二世がいっぱいいる。

M:ジュニア勢ぞろい!

―中央大学
西田:解説の臼井さん(中大OB)に注目ですかね。

M:OBの力はすごいですよね。沿道での応援の数がすごいですよね。その応援が選手の力になると思いますよ。

西田:去年も応援の力が選手に力を与えるって言ってたけど、そんなに関係なかったでしょ(笑)

M:伝統校の強み、応援の層の厚さに期待!

―国士舘大学
M:住吉選手を1区・2区のどちらかで使って、序盤だけでも流れに乗れればって感じですかね。

西田:ケニアからの留学生も2人登録してるけど、どっちを使うんだろうね。

―山梨学院大学
M:ニャイロ選手は2区でしょうね。となると1区が…いないか。

西田:山梨は卒業してから伸びる選手多いよね。だから、それでいいんじゃないかな(笑)

萩原:予選会もギリギリでしたよね。何かここ数年、元気ないですよね。

―上武大学
M:ここも萩原さんと取材に行ってきました。

萩原:環境でいうと風がすごく強いところで練習しているので、天気が荒れたら強さを発揮するかなと思います。

M:寮からグラウンドまで6km離れているので、そういう面でもタフさはあるかなと思います。

―日本大学
M:日大は関東インカレ枠で出場します。関東インカレ枠って知っていました?

萩原:僕はユニフォームに注目しちゃいますね。Nにラインやタスキがかかっているかどうかってところを見ちゃいます。

M:ワンブィ選手だけですかね?

萩原:日大はワンブィ選手の走りに期待ってところですかね。

―関東学連選抜
M:東大の近藤選手がいよいよ走るかどうか。

西田:1区に近藤選手が走って流れを作ってくれると面白いですね。

M:山川監督がどういう区間配置をするかっていうのも楽しみです。

―シューズにも注目
西田:去年は東洋大の選手がNIKEのヴェイパーフライを履いて話題になったけど、今年は他の大学の選手もたくさん履くだろうね。アディダスを履く青学とNIKEの対決って感じかもね。

萩原:ニューバランスもきてますよね。三村さんの影響もあるんでしょうね。

M:シューズの勢力争いにも注目ですかね。

―箱根駅伝に向けて
M:各大学の主務やマネージャーを全力で応援しています!

萩原:もちろん、母校の神大を応援しています。荻野選手が調子悪いっていったときは調子がいいのでその発言にも注目を。設楽選手(HONDA/東洋大OB)が復路の解説をするので、そのときどこかで応援していようかなと。

M:僕は駒沢のジャージを着て、どこかでサポートしていると思います。

西田:その服装じゃないの?

M:さすがにこれはダメですよ。寒いですし。

西田:萩原君はその服装?

萩原:はい。走ったり電車乗ったりして選手を追いかけるので、暑くなると思います。全区間行ってやろうかなって思っています。

西田:全区間!?自転車で追いかければ?交通規制がかかってない横道を追いかけたらいけるんじゃない?

萩原:自転車あるし行けるかも。

西田:6区も自転車で追いかければ?

M:相当スピード出ますけど、ヘアピンで曲がり切れず谷に落ちますよ。

萩原:6区は自転車厳しいので6区は走って追いかけます。自転車を7区の中継点に置いときます。自転車で追いかけるの決定ですね。

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1強だと優勝予想トークは弾まない。青山学院大学に死角なし。とはいえ「絶対」というものがないのがスポーツ。毎年、様々なドラマを生み出す箱根駅伝。今年はどんなドラマが生まれるのか。2019年1月2日・3日。平成最後の箱根駅伝に注目を。


■西田隆維(にしだ たかゆき)
駒澤大学出身→S&B食品。箱根駅伝で駒澤大学の初優勝に貢献(当時9区区間新記録樹立)。2001年エドモントン世界陸上マラソン日本代表。現在は市民ランナーにランニングの指導とマラソン大会などの企画・運営(一般社団法人シャイニング)を中心に活動中。また、これまでの経験で学んだことを企業や学校で講演。

■M高史(えむ たかし)
ものまねアスリート芸人。
駒澤大学陸上競技部OB(駅伝主務)。東京マラソン2018チャリティ・アンバサダー。自身考案の「ものまね体操」で保育園から高齢者施設まで訪問し続けるエンターテイナー。ものまね体操・英語版「ジャパササイズ」は8ヶ国後で翻訳され、スペインのテレビでも放送されるなど国内外から注目のエクササイズ。
オフィシャルブログ:M高史の日々精進!

■ポップライン萩原拓也(もしか設楽)
オスカープロモーション所属/お笑いコンビ「ポップライン」 。
「設楽悠太選手」そっくり芸人。神奈川大学駅伝部出身。東京BayRunningClubコーチ/2017年3月から芸能界最速ランナーを目指す。
ポップライン荻原Twitter

1980年9月5日生まれ 長野県出身(明治大学卒)。世界選手権パリ大会20km競歩 日本代表、アジア選手権20km競歩 金メダル、日本インターカレッジ10000m競歩 2連覇、関東インターカレッジ10000m競歩 3連覇。アジアジュニア選手権10000m競歩 銅メダル、国民体育大会 少年男子共通5000m競歩 優勝。現在はNRC(西田ランニングくらぶ)にてランニングコーチ、明治大学体育会競走部 競歩コーチを務め、ジュニアから市民ランナー、トレイルランナー、シニア世代、アスリートまで幅広くランニング・ウォーキングの指導にあたる。