ファンクラブ設立後初の単独イベントを開催したアーロン (C)AZIO ファンクラブ設立後初の単独イベントを開催したアーロン (C)AZIO

台湾の人気ユニット・飛輪海(フェイルンハイ)のメンバー、アーロン(亞綸)が3月3日、東京・六本木ラフォーレミュージアムで、昨年2月のファンクラブ設立後初となる単独イベント(昼夜2回公演)を開催した。

飛輪海アーロンのイベントの写真

薄いベージュのスーツにピンクのシャツ、そして蝶ネクタイというスタイルで登場したアーロンは、ピアノの弾き語りでエルトン・ジョンの『Can You Feel The Love Tonight』を披露。間違えて弾き直すというハプニングにも見舞われたが、白いグランド・ピアノに向う端正なアーロンの姿に会場からはため息が漏れた。

容姿端麗でクールに見えるアーロンだが、茶目っ気もたっぷり。超満員の客席を見渡し、アーロンは満足そうに「うれしい!」とガッツポーズ。「みなさんに会うためだけに来ました」と甘いセリフで客席を酔わせると、ファンから「カッコいい男性像」を問われ、「ボク!」と即答して笑いを誘った。また、日本と台湾の女性の違いについては「日本語と中国語を話すところ」と珍回答で笑わせ、続けて「日本の女性は料理上手。日本のドラマ『家政婦のミタ』を観ました!」と、松嶋菜々子が演じた無表情な家政婦・三田の名台詞「承知しました」を真似て、客席を沸かせた。

中盤では、来場者全員との握手会も行われたが、アーロンは疲れた様子もなく「幸せ」と涼しい笑顔。ファンから「キス顔を見せて」とねだられると、迷わず投げキスを連発した。そして、「ソロもグループでもステージに立つ気持ちは同じ。ソロでは、グループとは違う自分、新しいものを見せたい」と話し、最後に、1stミニ・アルバム『THE NEXT ME』(2010年6月発売)に収録された『Suddenly(忽然之間) 』のピアノ弾き語りと、『I can see nothing but you(只看見<女尓>)』を披露し、甘い歌声で客席を魅了した。

なお、ぴあでは、このイベントの様子をフォトカードにするサービス「メモカ」を4月8日(日)まで受付中。詳細は「メモカぴあ」(http://memoca.pia.co.jp/)まで。