エガマイヤーの曲は、できたときから“懐メロ”でありたい

――すでに音源制作に入られていると思いますが、4年も経つと音楽性などで成長した部分もあるかと思います。

ぽこた:たしかに、久しぶりにふたりでポンっと音を出したときに、以前と違った感覚があったんです。ああ、変わったんだなって思いましたね。それはいいことでもあるんだけど、ふたりでやるものについては……ね、リノ?

リノ:今、ノープランで喋ってたでしょ(笑)。そうですね、私は昔から平成ガンダムのOP曲みたいなデジタル・ロックが好きで、そういう曲を書いていたんですが、ぽこたと離れていた間に違うジャンルの曲も書くようになりましたね。

だけど、エガマイヤーではエガマイヤーらしい、万人受けするものではなくて、好きな人は好きって感じの曲がいいなと思っています。ライブで楽しい曲とか、「待ってました!」って思ってもらえる曲とかを、次のアルバムに入れられたらと思います。

ぽこた:彼女はピアノなんですよ。で、旦那がギタリスト。ギターと結婚したんだよね?(笑)

リノ:いやいやいや(笑)。でもたしかにギターは大好き。弾けないんですけどね。最近は曲作りのときに弾いてもらうことも多いので、以前とはギターの取り入れ方が変わったと思いますね。

ぽこた:そこは成長した面なんだけど、結果としてエガマイヤーっぽさからは離れた部分もあるよね。僕も昔みたいなビジュアル系みたいな歌い方から、かなりポップな歌い方に変わっています。それを、エガマイヤーでは、あえて一旦昔っぽい歌い方に戻したいですね。もちろん、どうしても違う部分はあると思いますよ。だけど、それはポジティブな変化なんです。最終的にはファンに「これこれ!」って思ってもらいたいですね。

――9月のライブではどんなステージを見せたいですか?

ぽこた:やはり昔の空気感ですね。昔と今では「一生懸命やる」ことの意味が違ってきているんです。かつては、がむしゃらにやっていたけど、今はどこかスタイリッシュさも求められる。それを一度、昔に寄せてがむしゃらにやりたいですね。

リノ:もともと、ぽこたはお客さんをすごく煽るんですよ。"豆まき"って言われるんですけど(笑)。それが、以前に単発でエガマイヤーのライブをやらせてもらったときに、もう豆をまいていなかったんです!

ぽこた:そうだっけ(笑)。当時は自分で曲も選んでいたけど、「ROOT FIVE」になると、自分の得意分野じゃない曲も歌うことがあるんですよ。自分が得意なものと、5人でやるものとはかなり違っていて、そうなるとどうしても、歌うこと自体に一生懸命になってしまうってこともあります。エガマイヤーのライブでは、そうじゃない以前の空気感を見せたいですね。

――それでは最後にファンへのメッセージと、これからエガマイヤーを聴く方に向けたアピールをお願いします。

ぽこた:聴いてほしいのは、ずばり、リノの旦那のギターです!

リノ:ちょっとちょっと!(笑)

ぽこた:うーん、まじめに言うと、最近はニコ動もそうなんですが、とにかく速かったり口数が多かったり突拍子もない曲だったりが流行ってますよね。それはそれでいいんだけど、それだけじゃなく、音楽としていいものは何なのかを、エガマイヤーの曲を聴いて考えてほしいという気持ちがあります。

リノ:私が思っているのは、“できたときから懐メロでいたい”ということなんです。懐メロって、アレンジや音は古いかもしれないけど、メロディーは流行りにとらわれていなくて、何年たっても口ずさんでしまいますよね。ずっと好きでいられる、そういう曲を作っていきたいです。

 『2年半ぶりのエガマイヤー~持ち曲を全曲一公演でやると思うなよ~』
7月4日(土)~7月12日(日)まで、チケットぴあにて先行予約実施中!

受付期間 7月4日(土)AM10:00~7月12日(日)23:59
当落発表&入金期間 7月15日(水)AM10:00~7月20日(月)23:59
《一般発売》
7月25日(土)AM10:00~9月4日(金)23:59

各公演毎チケット
料金:3500円(全席自由・オールスタンディング)

《特典付》3公演通しチケット (※完全非売品グッズ付 ※50セット限定)
料金:12000円

会場/吉祥寺CLUB SEATA

9月5日(土)
「久しぶりすぎて勝手がつかめない」の巻
開場/14:00 開演/14:30

「耐えてくれ!ぽこたの喉」の巻
開場/18:00 開演/18:30

9月6日(日)
「リノさん、生活費に困る」の巻(物販握手会)
開場/13:00-15:00

「一体何曲覚えたんだろう?」の巻
開場/16:30 開演/17:00

やまだい・ゆうき 映画、漫画、ゲームなどエンターテインメント関連の記事を中心に執筆するフリーライター。飲料では特にコーヒーとカフェオレをこよなく愛しており、これまでに数百もの缶コーヒーの感想を記録している。ブログ