「iVaccine」によるウイルス予防イメージ

ロジカルテックは、独自の仮想化技術によってウイルス感染を防ぐ、ウェブブラウザとメールに特化したウイルス予防ソフトウェア「iVaccine(アイワクチン)」を、8月に発売する。税別価格は、管理サーバーが30万円、クライアントが年額4800円。

事前に設定したウェブブラウザやメールソフトの利用を、独自の仮想ファイルシステムによって既存の環境から隔離することで、不注意で不審なリンクをクリックしたり、ウイルスが埋め込まれたファイルを開いたりした場合でも、ウイルスを実行させず、ウイルスの感染を予防するソフトウェア。従来のウイルス対策ソフトでは防げなかった未知のウイルスも予防できる。

仮想ファイルシステムは、サンドボックスとは異なりマイクロソフトのファイルシステムを使わないので、サンドボックスでは防げないマルウェアの実行も阻止する。また、ブラウザとメールソフト経由の危険なレジストリ情報の書き込みを一切禁止し、ウェブページやメール添付ファイルからの悪意のある操作の阻止を実現した。

利用にあたっては、普段使っているデスクトップ、あるいはVDIの仮想デスクトップ画面をそのまま操作できるので、教育の必要がなく簡単に使い始めることができる。

対応OSは、管理サーバーがApacheを利用できるOS、クライアントがWindows 8.1/8/7(SP1)で、Windows 10への対応も予定する。