ブルーレイ、DVD『コクリコ坂』から発売記念トークショーに登場した宮崎吾朗監督、長澤まさみ

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが新作DVD&BDを発表する“2012 SPRING ブルーレイ・DVD CONVENTION”が7日に都内で行なわれ、6月20日(水)にDVD&BDが発売される『コクリコ坂から』の宮崎吾朗監督とヒロインの声を務めた長澤まさみが登壇し、当時のエピソードを明かした。

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本作は、1980年に『なかよし』誌上で連載された少女漫画を原作に、16歳の松崎海(長澤)が高校の先輩・風間俊(岡田准一)との淡い恋を通じて成長する姿を描いた作品。吾朗監督にとって5年ぶりの監督作となった本作は、昨年の邦画興行収入1位を獲得し、第35回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した。

長澤は「子供の頃からジブリで育ってきたし、国民に愛されるアニメの主人公を演じるのはプレッシャーでした。監督からも何度もダメ出しされましたし」と収録時を振り返り、吾朗監督も「制作中に白いヒゲのおじいさん(駿監督)が来て『こうじゃない!』と言われ、何度も衝突しました。彼も71歳だからいたわろうとは思うんですけどね」と本音をポロリ。さらに本作を監督するにあたり、プレッシャーのあまり奥歯を噛みしめすぎて歯がボロボロになり、髪の毛も薄くなったことも明かした。

吾朗監督は「こうしてパッケージになって色んな人が観てくれることは僕ら作り手にとって映画をもう1回公開する気持ちだし、幸せなことです。ジブリも大変なので会社のためにもたくさん売れてほしい(笑)」とアピールした。

ブルーレイ&DVD『コクリコ坂から』
6月20日(水)発売
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン