(写真左より)家長昭博(川崎フロンターレ)、柏木陽介(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE (写真左より)家長昭博(川崎フロンターレ)、柏木陽介(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE

日本代表が『アジアカップ2019』初戦・トルクメニスタン戦を直前に控える中恐縮だが、Jリーグの話である。国内のサッカーシーズン到来を告げる『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』のニュースである。

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『明治安田生命J1リーグ』開幕の1週間前に開催される『FUJI XEROX SUPER CUP』は、シーズンを占う試金石と言われている。『明治安田生命J1リーグ』王者と『天皇杯』覇者という強豪同士が激突するのだから、当然である。しかも、今年はリーグ戦連覇を果たした川崎フロンターレと『第98回 天皇杯』で勝負強さを見せた浦和レッズが激突する。シーズンを占うのに持って来いの好カードとなったのだ。

川崎Fは元ブラジル代表FWのレアンドロ・ダミアン、セレッソ大阪からDF山村和也、浦和はC大阪からFW杉本健勇、柏レイソルからDF鈴木大輔らを獲得。来るべきシーズンへ向けて、両クラブともまだまだ補強を考えていることだろう。

スタメンの顔ぶれに入れ替えがあっても、両チームが目指すサッカー像は変わらない。川崎Fは鬼木達監督のもと、流麗なパスサッカーで相手を蹂躙し、アグレッシブなディフェンスで相手を完封する、攻守にわたって相手を圧倒するサッカーを実践するはずだ。浦和はオズワルド・オリヴェイラ監督のもと、堅守をベースに、相手ペースならば我慢に我慢を重ね守り抜き、セットプレーやカウンターから勝利を手繰り寄せる、勝つサッカーを最優先に考えるはずだ。

内容と結果の両立を追い求める川崎Fと結果を最優先しつつ、内容の上積みを目論む浦和。今季の優勝戦線の中心に川崎Fと浦和はいることだろう。

『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』川崎F×浦和は2月16日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットは本日よりチケットぴあにて先行先着プリセール受付中、1月13日(日)午前10時より一般発売。今大会のチケットは1月13日(日)以降、Jリーグ主管試合において初めてダイナミックプライシングが導入される。ダイナミックプライシングとは試合開催日、席種、市況、天候、個人の嗜好などに関するビッグデータを基にチケット価格の変更を自動的に行なうシステムだ。