写真左からクラブマスコット・東京ドロンパ(FC東京)、クラブマスコット・ふろん太(川崎フロンターレ)(C)J.LEAGUE PHOTOS 写真左からクラブマスコット・東京ドロンパ(FC東京)、クラブマスコット・ふろん太(川崎フロンターレ)(C)J.LEAGUE PHOTOS

毎度目新しい企画で楽しませてくれる川崎フロンターレが、またしてもやってくれた! 今週末6月27日(土)に『明治安田生命J1リーグ』1stステージ最終戦を目前に控えた最中恐縮だが、2ndステージ開幕戦・多摩川クラシコの話である。

川崎フロンターレ対FC東京 チケット情報

多摩川クラシコとは、川崎フロンターレとFC東京の多摩川を挟み対峙する両クラブが熱き火花を散らす一戦のこと。川崎Fのホーム・等々力陸上競技場で迎える26回目の対戦は、「天の川クラシコ」と題して開催。斬新な企画がズラリとお目見えする。

まずは、東京・池袋にて開催される「ウルトラマンフェスティバル2015」とのコラボが実現。バルタン星人、メトロン星人、ダダの3星人がスタジアム外イベント広場・フロンパークにやってくるほか、ウルトラセブン&ウルトラマンギンガの握手会を実施。さらに、ウルトラマンギンガヒーローショーや、ウルトラセブンによる始球式(!?)、川崎市民でもある実相寺昭雄ウルトラマンシリーズ監督が残したスケッチのパネルと貴重な写真などの展示もあり、家族揃って楽しめる。

さらに、篠原ともえ、川崎F特命大使・中西哲生によるスペシャルトークショーや、望遠鏡&星座早見盤作りのワークショップ、ウルトラセブンとウルトラセブンになりきったクラブマスコット・ふろん太をモチーフにしたコラボグッズの販売、川崎F&FC東京の両クラブの未来を担うアカデミーの子どもたちが対戦する「多摩川“コ”ラシコ」など、今回も盛りだくさんの内容だ。

また、試合前夜にはスタジアムに泊まって天の川観察が出来るイベントも実施する(あいにく受付終了)。Jリーグ史上初のスタジアムに宿泊できる企画で、場内フィールドで星空を観測するほか、選手が実際に使用しているシャワールームで入浴できたり、ピッチレベルに設営されたテントで就寝したり、新メインスタンド6Fのスカイテラスで朝食を楽しめる。

これまでの「多摩川クラシコ」対戦成績を見ると、川崎Fの10勝7分8敗と辛うじて勝ち越している。だが、『2015 明治安田J1』1stステージ・第9節では、元日本代表・大久保嘉人が先制点を奪ったものの、FC東京の代表コンビ・太田宏介と武藤嘉紀にゴールを許し1-2で敗れている。

第26回「多摩川クラシコ」を制するのは果たして……? 『明治安田J1』2ndステージ開幕戦・川崎F×FC東京は、7月11日(土)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットは6月28日(日)午前10時より一般発売。