勝手にキッチンに入らない

ホームパーティでは、ホストママだけに準備をさせず、セッティングやドリンクサーブなど、積極的にお手伝いをしましょう。

ただし、何も言わずに勝手にキッチンに入ってはいけません。キッチンは主婦の聖域。他人に見られたくない人もいます。

お手伝いをするときは「入っていいかな?」「何かお手伝いすることあるかな?」と、ひと言添えてからにしましょう。

また、ふきんを勝手に使ったり、食器やキッチンツールの配置を勝手に変えないこと。何かを使ったり動かす際は、必ず断ってからにしましょう。また、冷蔵庫を勝手に開けるのもNGです。キッチンでは、何をするにもホストママの了解を得てください。

おむつ替えの場所を、ホストママに確認する

赤ちゃん連れで訪問する場合は、おむつ替えシートやバスタオルなどを持参しましょう。おむつ替えは、くれぐれも皆がいる場所ではしないこと。おむつ替えをしていい場所を、ホストママに確認しましょう。

当然ながら、交換したおむつは自分で持ち帰りましょう。勝手に、ホストママ宅のごみ箱に捨てることのないように。

お家を提供してくれたホストママにも気遣いを

皆に差し入れをするのは当然のことですが、それとは別に、パーティ会場としてお家を提供してくれたホストママにも気遣いができるとGOOD。

例えば「あとでご主人と一緒にどうぞ」とワインをプレゼントするとか、季節のフルーツや野菜をおすそ分けするなど、ホストママが家族で楽しめる差し入れをするといいですね。

パーティを終了後は、散らかしたおもちゃを片付ける、食器を洗う、ゴミを分別するなど、ホストママに負担がかからないよう、可能な限り片づけをしましょう。帰り際は、しっかりと御礼を言って「今度、うちにも遊びに来てね」と、後日、招待するなどすれば、その後も仲良くお付き合いするきっかけになります。

以上、ホームパーティでママ友宅にお呼ばれしたときのマナーをお伝えしました。これからのイベントシーズン、お互いに気持ちよく過ごせるように、参考にしてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。