パナソニックと富士通、エアコンと非接触型生体センサを融合した見守りサービス、高齢者向け住宅で実証実験

2015.6.29 17:43配信
サービスのイメージ。介護職員の業務負荷を軽減させる新しい見守りサービスを提供する

パナソニックと富士通は、パナソニックのクラウドサービス対応型エアコンと富士通の非接触型生体センサを融合した高齢者住宅向け見守りサービスの共同実証実験を、パナソニックグループが運営するサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス豊中庄内栄町」で6月から1年間、実施する。高齢者住宅向けに2016年度中のサービス提供を目指す。

パナソニックのクラウドサービス対応型エアコンで部屋の温湿度情報を取得し、パナソニックの見守りシステムにデータを収集。富士通研究所が開発した非接触型生体センシング技術を活用したセンサで、マイクロ波レーダーの照射によって3m範囲の微細な体動量を検知し、収集した体動量データを富士通のクラウド上で生体情報分析を行い、入居者の在/不在、睡眠・覚醒状態のデータを抽出し、パナソニックの見守りシステムに提供する。

パナソニックの見守りシステムに集約されたデータは、入居者の生活情報として、介護職員がモニター上で確認できる。入居者ごとにアラートの閾値を設定したうえで、例えば、在室時の熱中症危険温度や、睡眠中の高頻度な覚醒状態などを検知し、個人の生活パターンに即したアラート通知を実現する。入居者の生活状態に応じて空調を自動制御する仕組みも提供。両社の先進技術の融合によって、介護職員の巡回支援に頼らない入居者も含め、入居者個人ごとの状態把握と居住空間管理を実現する。

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