(写真左より)小林悠(川崎フロンターレ)、Jリーグ木村正明専務理事、長澤和輝(浦和レッズ) (写真左より)小林悠(川崎フロンターレ)、Jリーグ木村正明専務理事、長澤和輝(浦和レッズ)

1月11日、『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』の記者会見が行われた。『明治安田生命Jリーグ』連覇を果たした川崎フロンターレからはFW小林悠、『第98回天皇杯』を制した浦和レッズからはMF長澤和輝が出席し、次のように意気込みを語った。

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「『FUJI XEROX SUPER CUP』はJリーグと『天皇杯』の王者しか出られない大会なので、出場できてうれしく思う。今年最初の公式戦なので、チーム一丸となって取りにいきたい」(小林)
「今年1年を占う上で、今年1発目のタイトルが大事。フロンターレという今Jリーグで1番強いチームを相手に僕らの力を見せたい」(長澤)

新シーズンの到来を告げる『FUJI XEROX SUPER CUP』ならではの難しさについて質問が飛ぶと、ふたりはこう答えた。

「1戦目ということで連携やコンディションが完全に上がっていない中、どう勝ちにいくかという難しさがある」(小林)
「キャンプで“今年はこういうサッカーをやっていこう”と作っている中、1発勝負で勝ちにいく難しさがある」(長澤)

相手チームの印象について問われると、小林は「本当に強いチーム。監督が代わり、以前より強くなった。勝利に貪欲な監督。非常に手ごわい相手」、長澤は「年々攻撃の精度が上がっている。新たにブラジル人が入って、さらに精度が上がると警戒している」と言及した。

浦和のホーム・埼玉スタジアム2002でのゲームとなるが、小林が「たくさんのサポーターが来てくれると思うので気にせずに戦えれば」と言えば、長澤は「サポーターに今年の戦い方、気持ちを見せないといけない」とキッパリ。

どんな試合を見せたいかとの質問には、小林は「今年1年強いフロンターレを見せるためにも内容もそうだが、結果を出したい」、長澤は「強敵が相手だが、去年から積み上げてきたものを見せるいい機会。しっかり見せたい」と返した。

また、今季のチームの特長について質問されると、「まだキャンプが始まっていないので、詳しいことは言えないが」と断った上で、以下のように語った。

「新加入の選手は長身の選手が多いので、“セットプレーがカギになるかな”と思っている」(小林)
「前線に杉本(健勇)選手、サイドに山中(亮輔)選手と、個の能力のある選手が入るので、チームにどう融合していくか、個人的にも楽しみにしている」(長澤)

『FUJI XEROX SUPER CUP 2019』川崎F×浦和は2月16日(土)・埼玉スタジアムにてキックオフ。チケットはチケットぴあにて1月12日(土)午後11時59分まで先行先着プリセール受付中、1月13日(日)午前10時より一般発売。今大会のチケットは一般発売からダイナミックプライシング(価格変動制)が導入される。