首都圏はすっかり夏の陽気。
ふだんはインドア派の方も、おでかけする機会が増える時期ですよね。
当然、新しい恋愛パートナーに出会うチャンスが増えると思います。とはいえ、せっかく理想の人に出会ったのに、デートの約束をするどころか、LINEでつながることもできなかったという方も多いようです。

知り合ったばかりの人ですから、話かけにくいのは当然。しかも、自分のほうが一方的に恋心を抱いてしまってるわけですよね。無理に会話を引っ張ろうとしたら、相手が引いてしまうのは必至です。

こういったチャンスが訪れた時に、不自然にならずに会話ができて、LINEやFacebookでつながったり、二人で会う約束ができるテクニックがあるとしたらどうでしょうか。

「本当にそんな方法があるの?」 
はい、あります。
この方法は、話上手の人より、むしろ話下手の人のほうが成功しやすいかもしれません。

「ちょっとだけお願い」ハードルが低いお願いをOKさせれば相手は一気に心が傾く

 出会ったばかりの素敵な人とすぐに会話が弾むようにするには、相手の負担にならないお願いを持ちかけることです。

たとえば、パーティやバーベキューといったイベントで素敵な人に出会ったら、「ペットボトルを渡してください」とか「飲み物のグラスを取ってください」といったお願いをするんですね。もちろんそれ以外のことでもかまいません。

ポイントは、あなたが気兼ねなく「ちょっとだけお願い」と言えることを持ちかけること。
そうすると、あなたが話下手でも不自然な話し方にならないので、成功率はグンとあがります。

「ちょっとお願い=あなたの心を全部わたしに向けてください」と相手は解釈してしまう

ところで、なぜこんな簡単な方法で、出会ったばかりの素敵な人と打ち解けられるのでしょうか。それは、「ちょっとお願い」というリクエストを受け入れると、大多数の人は「自分の心を、可能な限りあなたに解放しなければならない」と無意識に解釈してしまうからです。
その結果、相手は、あなたから出された要求を拒否しにくくなります。

あなたも一度や二度は経験があるのではないでしょうか。
たまたま、営業の電話がかかってきて「今、少しお時間よろしいでしょうか」と尋ねられてOKをしたら、関心がない内容なのに、なかなか電話を切ることができなかったといったことが。

これは「少しの時間だけ話を聞いてください」という相手の要求を受け入れた際に、相手に心を譲ることを承諾したのだから、可能な限り相手に心を譲り続けなければいけないと錯覚してしまうからなんですね。

極端なたとえを出しました。でも、不快に感じる営業の電話でも、「ちょっとお願い」をOKしたら、なかなか切ることができないわけですよね。

あなたから「ちょっとお願い」と持ちかけられて、相手の方が、多少なりともいい印象を持ってくれたならどうでしょうか。相手の方は、もっと親しくなりたい意識が働き、会話が弾むはずです。相手と打ち解けて会話が弾むようならしめたもの。LINEやFacebookでつながったりするのは、まず問題なくOKしてくれるでしょう。