ペナントレースは折り返し地点を回ったが、“混セ”はまだまだ続く。パ・リーグは首位・ソフトバンクから3位・西武まで5.5ゲーム差離れているのに対し、セ・リーグは首位・阪神から6位・中日まで6ゲーム差にひしめく。4位・ロッテとは10ゲーム、6位・オリックスとは17.5ゲーム差と言えば、セの混戦ぶりは顕著だろう。しかも首位に立つ阪神の貯金は3。得点、失点、打率、本塁打、盗塁、防御率すべてがリーグワーストとこのまま抜け出すとは考えにくい。

東京ヤクルト対巨人 チケット情報

GW前は貯金6を稼ぎ首位に立ったヤクルトだが、5月の9連敗で最多借金6まで膨らみ最下位にも甘んじた。交流戦終盤からセ公式戦再開時も5連敗を喫したが、先週は中日相手に3タテするなど、34勝37敗1分で首位に3ゲーム差の3位タイにつけている。

明るい材料が揃う。四番・畠山和洋は18本塁打、54打点と2冠である。リードオフマンの山田哲人は打率.304(4位)、14本塁打(2位)、38打点(4位タイ)と打撃3部門で上位に名を連ねる。三番・川端慎吾も打率2位の.327をマークする。

投手に目を移せば、絶対的な守護神・バーネットが防御率0.55の抜群の安定感を見せ付けている。ロマン、オンドルセク、秋吉亮らセットアッパー陣も磐石だ。駒不足だった先発陣も6月27日・巨人戦で新垣渚が8回1失点の好投を見せれば、翌日には館山昌平が814日ぶりの登板を果たした。ともに勝ち星はつかなかったが、両ベテランは復調ぶりをアピールし、次を期待させるに十分なピッチングを披露した。

だんご状態が続くセ・リーグでは、今後ヤクルトにも十分チャンスがある。では、いつ、神宮球場へ行けばいいのか?

7月10日(金)~12日(日)・DeNA戦、7月28日(火)・広島戦はネイビーとグリーンを基調にした「TOKYO燕パワーユニフォーム」来場者プレゼントが実施される(対象席種は試合日によって異なる)。選手も着用する企画ユニフォームは、ヤクルトファンに好評を博している。

また、7月2日(木)・阪神戦、7月30日(木)・広島戦、8月25日(火)・巨人戦では通常価格750円の生ビールが350円となる「生ビール半額ナイター」がラインナップされている。さらにさらに7月30日(木)、8月25日(火)は5回終了後には300発の花火が打ち上がるのだ。

巨人戦のチケットは7月5日(日)午前11時より一般発売。その他のチケットは発売中。