住みよさランキング2位は昨年より2ランクアップの愛知県の長久手市

続いて2015年の調査で2位になったのは愛知県の長久手市。おととしの6位、昨年の4位からランクを上げての2位となりました。

そんな長久手市は、愛知県の北西部、名古屋市の東側に位置しています。天正12年に徳川・豊臣両氏があいまみえた激戦の地(小牧・長久手の戦い)にもその名が登場する場所。2005年には「愛・地球博」(愛知万博)の開催会場となりました。

市の西部は住宅地・商業施設などが多く都市化が進んでおり、市の東部は今なお自然を多く残しているという、市街化された都市と自然豊かな田園の両面を併せ持っています。市の中央部を東部丘陵線(リニモ)が走っており、西は地下鉄藤が丘駅、東は愛知環状鉄道八草駅と乗り換えもできます。車でのアクセスも東名高速道路名古屋ICや、名古屋瀬戸道路長久手ICが近く、交通の便に恵まれています。

平成24年に長久手市となり、その人口は、約54,000人。

「日本一の福祉のまち」を目標に、子どもからお年寄りまでだれもが、様々な機会で活発に活動し、あるいは暮らすことができるようになるための取組みである住民プロジェクト「絆」を展開しています。

東洋経済によると長久手市の住みやすさについては、とのこと。

名古屋市に隣接する典型的なベッドタウンとして、現在もリニモ(東部丘陵線)沿線を中心に住宅や商業地の開発が進む一方で、「愛・地球博」の開催跡地は記念公園として多くの人の憩いの場となっている。そのため、「快適度」で全国1位となったほか、「富裕度」が18位、「利便度」も40位と、3部門で全国トップクラスの評価となっている。
東洋経済ONLINE

長久手市も名古屋への通勤圏内であり、交通の便もよいことに加えて、「愛・地球博」の跡地の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)は、温水プールやアイススケート場、サイクリングコース、そして、「愛・地球博」で話題になったとなりのトトロの「サツキとメイの家」を現在も観覧することができるようになっています。広大な公園で、思い思いに遊ぶことができるようになっているのも快適度のポイントが全国で1位の所以かもしれません。